小中学校の先生の民間企業研修を実施しました

先生と社員が活発に意見交換し、大林組にとっても有意義な機会に

サステナビリティ

8月23日から25日まで、東京都の小中学校の先生6名を対象とした民間企業研修を行いました。学校の夏休み期間に財団法人経済広報センターが主催しているもので、大林組では、先生たちに建設業の仕事のやりがいや面白さを体験していただくとともに、ものづくりの醍醐味や達成感を子どもたちに伝えていただくことを目的としています。今年で3回目を迎え、今回は本社オフィスと2つの建設現場で実施しました。

本社オフィスにおける研修では、CSR室が建設業界や会社概要などを説明したほか、人事部が社員教育プログラムを紹介し、「人材育成」について意見交換しました。また、設計部の社員が参加し、先生とともに「理想の学校施設づくり」について考えました。

現場における研修では、小田急線経堂駅前での複合施設の建設現場を訪れ、工事事務所の担当者が品質・安全・環境への取り組みを紹介。首都高速道路の中央環状品川線大井地区トンネル工事では、日本初のシールド技術「URUP(ユーラップ)工法」を紹介し、スケールの大きさや建設の醍醐味を伝えました。

研修の最後には、先生たちと同世代の社員が集まり、教育界と建設業界における課題や解決策などについて意見交換しました。参加した先生からは「学校と企業における課題には共通点もあり、解決策を考える良いきっかけになりました」、「普段は体験できない企業の雰囲気、建設現場の様子などを生徒たちに伝えたい」などの声があり、大林組の社員にとっても、教育の最前線で活躍する先生たちと活発な意見交換ができて有意義な機会となりました。

民間企業研修で、先生たちと同世代の社員が集まって意見交換会を開催

先生たちと同世代の社員が集まって意見交換会を開催。建設業界とは違う視点からの貴重なご意見に、大林組の社員にとっても学ぶことの多い研修となりました

民間企業研修で首都高速道路中央環状線のトンネル工事を見学

首都高速道路のトンネル現場で、地上発進・地上到達のシールド技術・URUP工法を見学。「社員の皆さんが自社の技術に自信と誇りを持っていることを感じました」との声がありました