野菜で心のゆとりを育み、快適職場表彰で最優秀賞

東京外かく環状道路「矢切函渠(かんきょ)その7工事作業所」

サステナビリティ

2010年12月24日、東京都中央区の東京建設会館で、日本建設業団体連合会(日建連)が主催する「快適職場表彰」の表彰式が行われました。日建連では、建設技能者の人材確保と育成のために働きやすい職場づくりを推進しており、その一環として、建設現場を快適にする優れた取り組みを表彰しました。

第一回となった今回は、22社170件の応募の中から、最優秀賞1件、優秀賞3件、個別賞11件の計15件が選定され、大林組の東京外かく環状道路「矢切函渠(かんきょ)その7工事作業所」が、心のゆとりに着目した点と前向きなアイデアが高く評価され、最優秀賞を受賞しました。

矢切函渠その7工事作業所では、空きスペースで野菜を自家栽培し、採れた野菜を熱中症予防の塩分補給に利用したほか、作業所長が調理し、技能者などの作業メンバーで味わうなど、食を通じて心のゆとりを創出しました。

大林組は、このほかに大阪駅新北ビル(仮称)新築工事・大阪駅改良他工事作業所(JV)がクリエイティブ賞を受賞し、新千歳空港国内線増築工事作業所(JV)がセーフティチャレンジ賞を受賞しました。

今後も、建設現場で働く人のストレスが少ない、快適な職場環境づくりに努めていきます。

トマト、なす、きゅうり、ピーマンなど万能塀付近のスペースを利用して栽培

トマト、なす、きゅうり、ピーマンなどを空きスペースで栽培しました

技能者とともに味わいます

温かい料理を和気あいあいと食べ、作業所でのコミュニケーションを深めました

採れたての夏野菜を使ったトマトシチューは好評でした

作業所長特製のトマトシチューには、栄養満点の野菜がたっぷり入っています

表彰式

受賞を記念して。表彰式では、日建連から、今後も技能者への思いやりと建設産業への誇りを持って取り組んでほしいと祝辞が贈られました