グリッドシステム天井(O-GRID)用照明器具「エコルミLED」を開発

省エネ性能トップのLED照明器具

プレスリリース

グリッドシステム天井(O-GRID)用照明器具「エコルミLED」を開発

省エネ性能トップのLED照明器具

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、NECライティング株式会社(本社:東京都港区、社長:増田博行)と共に、大幅な省エネを実現した大林組グリッドシステム天井(O-GRID)用照明器具「エコルミLED」を共同開発しました。光源にLEDを採用し、必要な照度を確保しながら消費電力を大幅に低減した地球環境にやさしい照明器具です。

この照明器具を東京都港区に現在建設中の「青山大林ビル」に採用予定です。

 

近年、新築されるオフィスビルでは、グリッドシステム天井が多く採用されています。グリッドシステム天井は、600mmまたは640mmの格子状に組まれた下地に正方形パネルを並べた天井で、構成部品点数が少ないことから施工費の低減と工期の短縮が期待できます。また、間仕切りや照明などの施工や移設が容易なレイアウトフリー対応で、天井点検口を設ける必要もないことから急速に普及しています。

通常、グリッドシステム天井用照明器具の光源は、コンパクト蛍光ランプ(FHP45W)が2灯使用されていますが、大林組は2004年に、同蛍光ランプを1灯に減らしたうえで2灯と同様の照度を確保した高効率照明器具(エコルミ)を開発し、省エネと低コスト化を図り、自社ブランドのグリッドシステム天井「O-GRID」へ10万台以上を採用してきました。

今回、市場のさらなる高効率化・省エネ化の要望に応えるべく、LEDを光源とした新しい照明器具(エコルミLED)をNECライティングと共同で開発しました。

 

「エコルミLED」の特長は次のとおりです

  1. トップの省エネ性能(消費電力を55%削減)
    高効率LEDモジュール採用と照明器具構造の工夫で、固有エネルギー消費効率(器具の全光束を定格消費電力で除した値)103.5 lm/Wを達成し、コンパクト蛍光ランプ(FHP45W)2灯用の従来品と比較し、同照度で消費電力を55%削減しました。現行の高効率照明器具(エコルミ)と比較しても消費電力を43%削減しています。

    また、現在販売されているグリッドシステム天井用LED照明器具(競合品)と比較しても、固有エネルギー消費効率で30~50%優位であり、同製品の中でトップの省エネ性能を実現しました。

    基本スペックの比較

     

     
  2. LED特有のまぶしさを抑え、オフィス環境に適合
    最適な角度の格子型ルーバと、透過性と拡散性を両立した拡散パネルを用い、器具効率を低下させずにLED特有のまぶしさを最小限に抑えました(グレアレスの実現 )。

    LED特有の眩しさを抑え、オフィス環境に適合

     

     
  3. 高い演色性Ra80を実現
    演色性は、3波長蛍光ランプ並みの性能をクリアし、忠実な色を再現します。
     
  4. ランニングコストを低減、短期間でのイニシャルコスト回収
    「エコルミLED」の寿命は40,000時間で、従来のコンパクト蛍光ランプ12,000時間の3倍以上の長寿命です。一般オフィスの年間点灯時間は、3,000~4,000時間ですので、10年間程度は光源交換の必要がなく、廃棄ランプの発生も抑制できます。ルーバおよびパネルは脱着できる構造になっていますので、清掃も容易です。

    消費電力とメンテナンス費用の低減により、ランニングコストは、従来品と比較し60%、現行のエコルミと比較しても47%低減できます。新規設置にかかる費用を試算しますと、「エコルミLED」は新規開発のLEDモジュールを使用するため、従来品と比較した場合、倍以上のイニシャルコストがかかります。しかしながら、ランニングでのコスト低減効果(表3参照)により、約5年という短期間で差額の回収が可能です。LEDの量産効果によっては、回収にかかる年数がさらに短くなります。

  5. グリッドをモチーフにしたデザイン
    グリッドシステム天井とのマッチングを意図した格子型ルーバとアクリルパネルによる照明デザインです。照明の両サイドには空調用吸い込み口も併設しており、すっきりとした天井を実現します。

    商品仕様

     

エコルミLEDはビルの環境性能を高めるだけでなく、消費電力が小さいことにより契約電力と使用電力量を低減することができ、基本料金と従量料金の節減が図れます。さらに、照明の熱負荷が小さくなるため、空調料金も節減できるメリットがあります。電力の削減が求められる中で、節電対策の一つとして、またテナント誘致のうえでも、たいへん有効です。オフィスビルの消費電力に占める照明の比率は20%以上といわれており、ビル全体で見ても標準品を採用した場合と比較して、10%以上の省エネと低炭素化につながります。

大林組は、今後も快適かつ環境にやさしいオフィス空間の実現を積極的に提案していきます。

 

赤外線感知範囲

 

以上

 

この件に関するお問い合わせ先

大林組 CSR室広報部広報第一課 
TEL 03-5769-1014
 

プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。