株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と子会社である台湾大林組(本社:台湾台北市、社長:小川治光)は、遠雄営造(遠雄建設子会社)とのJVで、台湾台北市における多目的ドーム球場および付属商業施設「(仮称)台北ドーム新築工事」を受注しました。
このプロジェクトは、台北市に多目的ドーム球場・商業施設・ホテル、事務所、シネマなどを建設するもので、台湾最大手デベロッパーの遠雄(FARGLORY)グループ(台湾台北市、会長:趙藤雄)が2004年5月に入札を経て台北市からBOT(建設・運営・委譲)事業者として選定されました。
施工会社として当工事に参画するためには、ドーム球場の施工実績を有していることに合わせて、ファーストトラック方式(※1)による施工と、逆打ち工法による大規模地下工事(掘削土量:約160万m³)や大空間屋根工事を並行して進められる高度な技術力を有していることが条件でした。
大林組は、その実績と技術力が評価され、台湾初の大型ドーム建設を受注しました。
【工事概要】
工事名称:(仮称)台北ドーム新築工事
施工場所:台湾台北市
発注者:遠雄巨蛋事業股份有限公司(遠雄建設グループ出資のSPC)
BOT入札条件により、2006年6月に設立された事業会社設計者:設計全体統括:DLN(香港)、瀚亜(ハンヤ)聯合建築事務所(台湾)
ドーム球場 意匠設計:Populous(旧HOK、オーストラリア)
構造設計:超偉工程顧問請負金:JV総額 155億NT・ドル(約390億円)〔1NT・ドル=2.52円換算〕
構成各社:台湾大林組 35%(スポンサー)
遠雄営造 45%(遠雄建設の子会社)
大林組 20%
各施設棟の概要
【完成予想図】
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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