株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、スノーボード・アルペンの家根谷依里(やねたに・えり)選手の採用を内定いたしました。入社予定日は2012年2月1日です。
大林組は以前より、スポーツ活動への支援は企業の社会的役割の一端という観点から、世界の頂点をめざす日本人アスリートが安心してスポーツに専念できる環境の提供を模索していました。このような背景の中、今回、関西経済同友会を通してJOCからトップアスリートのための就職支援プロジェクトへの協力依頼があり、採用が実現いたしました。
家根谷選手は、2005年ワールドカップスペイン大会でパラレル回転4位入賞して以降、2006年トリノ、2010年バンクーバーと冬季オリンピックに2大会連続で出場し、2009年世界選手権韓国大会でパラレル回転では日本人女子初の6位入賞するなど、これまで世界を舞台に挑戦し、活躍しています。
今期もナショナルチームとして世界を転戦しており、2014年のソチ冬季オリンピック出場、メダル獲得をめざしているところです。
大林組は、心技体を伴った強い競技力で世界を舞台に挑戦し続ける家根谷選手を、全社一丸となって応援することで、社員一人ひとりの一層の連帯感の醸成とスポーツ文化のさらなる発展を期待しています。
なお家根谷選手は、今後、大林組所属として大会に出場するなど、選手活動を継続していきます。
【家根谷依里(やねたに・えり)選手のプロフィル】
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生年月日:1984年6月7日生まれ
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出身地 :兵庫県神戸市
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主な戦歴:2005年 ワールドカップスペイン大会 パラレル回転 4位入賞
2006年 トリノオリンピック パラレル回転 18位
2008年 全日本選手権 パラレル大回転 優勝
2009年 世界選手権韓国大会 パラレル回転 6位入賞(日本人初)
2010年 バンクーバーオリンピック パラレル回転 21位
【家根谷選手のコメント】
私の競技は海外での練習、試合がほとんどで、遠征費や用具などの資金繰りが困難な状況でしたので、このたび大林組に入社させていただき、企業人として働きながら競技活動への支援もいただけることとなり感謝の気持ちでいっぱいです。
私は関西出身で、関西からオリンピックに出たいという気持ちが強いので、関西を発祥の地とする企業である大林組の一員として、東京スカイツリー®のような世界一の仕事をしている会社の皆さんと共に歩めるというのは、たいへん心強くかつ大いに刺激になります。
私もワールドカップや世界選手権、ソチオリンピックで世界一になれるよう、より一層精進していきたいと思います。
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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公益財団法人日本オリンピック委員会 事業・広報部(総合企画・国際担当)
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