技術士資格保有者が800人に迫る

支援体制の整備により、合格率の大幅な向上を実現

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、3年前から始めた新支援体制により技術士合格者が急増し、3月5日に日本技術士会(会長:内村好)が発表した平成23年度技術士二次試験での合格者数を加え、技術士保有資格者が792名となりました。

技術士資格は、科学技術に関する高度な知識と応用能力および理論を備えている有能な技術者として国が認めたもので、同資格の保有者は日常の業務の中で事業主から高い信頼を得られるとともに、総合評価での入札の際にも技術士資格が評価点として加算される場合もあるなど、技術士の人数がその会社の技術力を示す重要な指標の一つとなっています。

大林組ではかねてより同資格の取得を推進してまいりましたが、平成21年度から新しい支援体制を構築し、合格者数のさらなる増加をめざしました。結果、当初の目標であった「3年間で資格保有者数140名以上増」を大きく上回り、資格保有者を200名以上増やすことに成功しました。資格への合格率についても支援体制を整備する以前の合格率13.0%(平成20年度合格率)から飛躍的に向上し、平成23年度の合格率は19.3%に達しています(今年度の建設部門の一般合格率12.5%)。

【支援体制の概要】

  1. 社内に技術士取得支援委員会の設置

    技術部門の統括部長を委員長とした約80名からなる資格取得支援委員会を設置し、応募から合格までの受験体制を事細かく指導する。

  2. 年度ごとの合格カリキュラムを策定

    前年度に失敗した受験生からヒアリングを行い、失敗分析を行ったうえ、新年度に何をすべきかのアドバイスを行い、合格への意識向上を促す。

  3. 作問担当者による想定問題の作成および添削指導

    約3~5名の受験生を1名の作問担当者が指導する。同担当者が作成した想定問題に対し、受験生が回答したのち、マンツーマンの添削、指導を受ける。

  4. 直近合格者をコーチ陣とした指導、アドバイス

    合格者の中から次年度のコーチ陣を選定し、最新情報などを水平展開するとともに、受験生へのアドバイスを行う。

  5. 徹底したグループ研修の実施

    各自が作成した回答を持ち寄り、グループで検討することにより、受験生同士の間でより良い回答にブラッシュアップする。

大林組では、質の高い技術者の育成に全社を挙げて取り組むことによって、質の高いエンジニア集団を形成し、技術力を通じてお客様からの信頼にお応えする高品質な建設サービスを提供してまいります。

以上

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大林組 CSR室広報部広報第一課 
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