栃木県「とちぎサンシャインプロジェクト」真岡市候補地の太陽光発電事業者に内定

創エネルギーへの取り組みの一環として再生可能エネルギー事業を推進

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、栃木県の「とちぎサンシャインプロジェクト」において、真岡市下籠谷運動場における太陽光発電事業者として公募に参加し、真岡市の選考の結果、事業者として選定されました。

本事業は、大林組が真岡市所有地を借地し、7月から施行される再生可能エネルギー特別措置法を適用して発電事業を実施するものです。導入する太陽光発電設備の定格出力は、約1.0MW(メガワット)です。公募においては、大林組が提案した事業計画のほか、経営能力、地域貢献および事業への取り組み姿勢・意欲などにおいて評価を得て、事業者として選定されました。

当プロジェクトは、大林組として2例目の発電事業となります。最初のプロジェクトは、京都府久御山において自社が保有する物流倉庫の屋根を利用したメガソーラー事業(定格出力:約1.0MW)であり、再生可能エネルギー特別措置法が施行される2012年7月より発電事業を開始する予定です。今回の真岡市のプロジェクトも関係者との具体的な協議を進め、2012年度中の完成をめざしています。

大林組では、既に地上置きメガソーラーの豊富な施工実績を有しており、コストダウンを含めた施工に関する多様なノウハウを蓄積しています。さらに、大手建設会社として初めて手がけることとなった大規模発電事業の実績を増やすことで、EPC(Engineering, Procurement and Construction:設計、調達、施工)のノウハウを蓄積し、次世代エネルギーに関するお客様のニーズに合わせた最適なソリューションの提供に注力していきます。

大林組は、今後も「収益基盤の拡大」に向けて、太陽光発電事業への取り組みを推進するとともに、2020年をめざして独自に提唱するゼロエネルギー施工(ZEC:Zero Energy Construction)(※1)における創エネルギーの一環として、積極的に環境配慮型の発電事業に取り組んでいきます。

※1 ゼロエネルギー施工(ZEC)
大林組では、2020年を目標に国内の土木、建築の施工時のエネルギー使用量をゼロにする取り組みを進めています。省エネ工法や省エネ機械などによる施工時のエネルギー消費量の削減と、オフィス部門での節電や、太陽光、風力などの発電事業での創エネルギーの組み合わせにより建設時のエネルギー使用量をゼロにする独自の取り組みです。

【完成予想図】

完成予想図

  • 場所:栃木県真岡市下籠谷

  • 土地面積:約2万m²(真岡市所有)

  • 発電設備規模:約1.4MW(モジュール容量)

  • 定格出力:約1.0MW

  • 完成予定:2013年2月頃

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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