株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、シンガポールにおいて、シンガポール電力が発注する次世代電力インフラプロジェクト(総事業費20億シンガポールドル、約1,250億円)のうち、東西線 EW1工区を受注しました。
本プロジェクトは、南北方向に延長18.5km、東西方向に延長16.5kmの超高圧送電線ケーブル用シールドトンネルを構築するものであり、2018年の完成予定です。
全体工事は6工区に分かれて発注されており、大林組は、東西トンネルのうち延長4.0kmのEW1工区を、建屋および設備工事を含む設計施工(高圧ケーブルの敷設工事を除く)で単独受注しました。
本トンネルが完成すると、電力ケーブルの維持や交換を迅速かつ効率的に行えるようになるため、保守関連工事が市民に与える影響を最小限に抑えることができます。
【工事概要】
工事名称:Design and Construction of East-West Transmission Cable Tunnel Contract EW1(シンガポールケーブルトンネル東西線 EW1工区)
施工場所:シンガポール国西部
発注者:SP PowerAssets Limited
※シンガポール電力の100%子会社であり、同社グループのシンガポール国内における送電線設備などの資産保有会社契約代金:約2.3億シンガポールドル(約143億円)
契約工期:2012年10月8日~2016年11月6日(約49ヵ月)
概要:送電線用トンネル工事(Ayer Rajah - North Buona Vista間延長1.4km、North Buona Vista-Holland間延長2.6km)、立杭3ヵ所(Ayer Rajah 深度48.0m、North Buona Vista 深度66.2m、Holland 深度60.1m)、建屋工事、設備工事(電気、照明、換気など)
【トンネル経路】
【完成予想図】
【ケーブルトンネル断面図】
以上
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大林組 CSR室広報部広報第一課
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