鹿児島県阿久根市桑原城工業団地における太陽光発電事業の実施について

プレスリリース

阿久根市
株式会社大林組

阿久根市(鹿児島県阿久根市鶴見町200番地、市長:西平良将)と株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、阿久根市の保有する桑原城工業団地(阿久根市鶴川内:4万6,397m²)において、太陽光発電事業を行うことに合意しました。本事業は、株式会社大林クリーンエナジー(本社:東京都港区、社長:入矢桂史郎 ※大林組100%子会社)が阿久根市所有地を借地し、2012年7月から施行されている再生可能エネルギー特別措置法を適用して発電事業を実施するものです。導入する太陽光発電設備規模は、約2.8MW(メガワット)です。

阿久根市は、1952(昭和27)年の市制施行から今年で60周年の節目を迎え、「自然と人が共生するまち」をキャッチフレーズに、市民全員がまちづくりに参加し、新たな阿久根の創造に取り組んでいます。また、豊かな自然に育まれた新鮮な魚介類や四季折々の農産物を「アクネ うまいネ 自然だネ」の統一ブランドのもと全国に送り出すなど、「食のまち阿久根」として魅力あふれるまちづくりを推進しています。

今般、阿久根市の北部に位置し、国道3号、国道389号および南九州西回り自動車道が交差する北薩地域の交通拠点地域に近接する桑原城工業団地において、地域の活性化をめざして企業誘致を進める中、次世代の再生可能エネルギー利用促進につながるものとして大林クリーンエナジーを事業者とする太陽光発電事業の立地に同意したところです。

大林クリーンエナジーは、再生可能エネルギーによる発電事業を行うために2012年7月に設立し、同事業を積極的に推進・拡大しています。また、大林組は、経営計画に「収益基盤の多様化」を掲げ、その一環として発電事業を行っており、大手ゼネコンとして初めて太陽光発電事業を実施し、京都府久御山町の自社施設屋上において再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度を適用した発電事業の第一号を実施するなど、積極的に環境配慮型の事業に取り組んでいます。

今回の事業は、大林組グループが手がける6件目の太陽光発電事業であり、2013年度末までに発電規模100MW(計画中も含む)をめざしており、今後も再生可能エネルギーを活用した発電事業の拡大を図っていきます。

なお、当発電施設の年間の発電電力量は、一般家庭約780戸分の使用電力に相当し、固定価格買取制度による年間売上高は、約一億円の見込みです。

【完成予想図】 

完成予想図

【鹿児島県阿久根市桑原城工業団地における太陽光発電事業の概要】

  • 場所:鹿児島県阿久根市鶴川内

  • 土地面積:4万6,397m²(阿久根市所有)

  • 発電設備規模:約2.8MW(モジュール容量)

  • 定格出力:約2.0MW

  • 完成予定:2013年7月頃

以上

この件に関するお問い合わせ先
阿久根市 企画調整課
TEL 0996-73-1211

大林組 CSR室広報部広報第一課
お問い合わせフォーム

プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。