インドネシア ジャカルタ都市高速鉄道建設工事を受注

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、清水建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:宮本洋一)、PT. JAYA KONSTRUKSI(インドネシア)とのJVで、インドネシアにおける「ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト(第1期)」のうち地上部CP103工区(約3.8Km)を受注しました。

本プロジェクトは、ジャカルタ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和のために、ジャカルタ市南部郊外Lebak Bulusからジャカルタ市中心部Bundaran HI(約15.7Km)を結ぶ、同国初の地下鉄を含む都市高速鉄道システム(MRT)を日本の円借款により建設するものです。

大林組は、2013年5月に清水建設をスポンサーとするJVで、本プロジェクトのうち地下部CP104工区(約1.8Km、JV総額約95億円)およびCP105工区(約2.1Km、JV総額約100億円)の2工区を受注しており、今回で3工区目の受注となります。

【工事概要】

工事名称

Construction of Jakarta Mass Rapid Transit Project Surface Section CP103
(ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト 地上部CP103工区)

施工場所

インドネシア ジャカルタ市

発注者

PT Mass Rapid Transit Jakarta(ジャカルタMRT社)

施工形態

設計施工

請負金

約100億円(JV総額)

工期(予定)

2013年10月~2018年6月(243週間)

構成比率

大林組40%(スポンサー)、清水建設(40%)、JAYA KONSTRUKSI(20%)

工事概要

高架橋工事(全長約3.8Km、上下線の2線、高架橋幅 9.5m、
標準スパン長 36.7m、橋脚高 6.5~12.5m)、地上駅工事(4駅)、
変電所建屋工事(受電設備を除く)他

大林組グループは、海外の鉄道整備工事において豊富な施工実績を有しており、現在では、カナダオンタリオ州トロント市において、トロント市中心部を横断する地下鉄建設事業「エグリントン・トンネル建設工事」や鉄道立体交差化事業「ウエストン・トンネル建設工事」を施工中です。今後も、複数の大型鉄道整備工事の発注が見込まれている、北米や東南アジア、中東地域などで積極的に受注活動を展開し、中期経営計画'12に掲げた海外への戦略的展開を推進します。

【地上駅完成予想図】

地上駅完成予想図


地上駅完成予想図


【契約調印式】

契約調印式に出席した関係者。大林組からはインドネシア事務所所長の藤原治(写真左から3番目)などが出席しました

契約調印式に出席した関係者。大林組からはインドネシア事務所所長の藤原治(写真左から3番目)などが出席しました

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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