技術研究所本館テクノステーションがLEED-EBOMのプラチナ認証を国内最高得点で取得

米国子会社ウェブコー社とのコラボレーションによるLEED対応をグローバルに展開

サステナビリティ

技術研究所本館テクノステーションがLEED-EBOMのプラチナ認証を国内最高得点で取得

米国子会社ウェブコー社とのコラボレーションによるLEED対応をグローバルに展開

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、大林組技術研究所(東京都清瀬市)本館テクノステーション(以下 テクノステーション(2010年9月末竣工))について、世界的な建物環境性能認証制度であるLEED (※1)の既存建物・運用管理を評価・認証するカテゴリー「LEED-EBOM(※2)」で、2013年10月22日に最高ランクであるプラチナ認証を95ポイントの国内最高得点で取得しました。

環境配慮建築では、設計段階や竣工時の予測性能による評価のみならず、実際に建物を運用した段階での実績評価がより重要です。加えて、環境不動産の評価としても世界的に関心を集めており、「LEED-EBOM」の直近の年間認証数は、LEEDによる新築建物の認証数を上回る状況となっています。日本国内にも同様に既存建物の運用段階の評価を行うCASBEE既存版の指標があり、大林組はテクノステーションで、既に最高ランクのSランク認証を過去最高点にて取得しております(2013年9月13日現在)。「LEED-EBOM」認証に当たっては、今後の世界的なニーズに対応できるノウハウの蓄積と実施体制の確立を目的に、同建物にてCASBEE既存版認証と並行して手続きを進めてきたものです。

その結果、「LEED-EBOM」認証の最も厳しい最新バージョンであるv.2009による認証を得た世界中の全建物約1,350件のうち、テクノステーションは過去3番目の高得点でプラチナ認証となりました。

【大林組技術研究所 本館テクノステーション】

大林組技術研究所 本館テクノステーション

テクノステーションの「LEED-EBOM」認証取得に際しては、大林組のグループ会社であるウェブコー社(※3)(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ市)がLEED認証コンサルタントを担当しました。ウェブコー社は、LEEDプロジェクトの豊富な実績があり、現在中東をはじめ複数の大林組の新築プロジェクトにおいても、LEEDの専門家として協力しています。

本プロジェクトは、大林組とウェブコー社の協働による初のLEED認証取得案件です。準備段階も含めた一連の認証申請手続きでは、1年半にわたってウェブ会議やデータ共有システムを駆使した密なコミュニケーションを両社間で重ねることで、グループの総合力を十分に活かすことができました。

大林組は今回の実績を活かし、日本国内のLEED対応案件はもとより、今後拡大すると予測されるグローバルプロジェクトにおいて環境配慮建築の推進と持続可能社会の実現に努めるとともに、グループ会社との国際ネットワークによるLEED対応体制を持つ日本唯一の建設会社として、LEEDに関する顧客の要請に的確に応えていきます。

※1 LEED
LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は、省エネで環境負荷が少ないなど総合的に環境性能の高い建築物「グリーンビルディング(環境配慮建築)」の普及をめざすUSGBC(非営利団体・米国グリーンビルディング協議会)が主催する建物環境性能認証制度です。同制度は、グリーンビルディングの持つ環境性能を第三者として格付けし認証するもので、比較可能な合理的な評価プログラムとして米国はもちろん、約140の国と地域で取り組みが行われるなど世界的な広がりを見せています。

2000年以降、世界中で既に約1万9,000以上(戸建て住宅対象のLEED for Homesを除く)が認証されており、日本国内においても、認証件数が33件を超えています(2013年10月22日現在)。今後、グローバル企業を中心に建築物のLEED認証取得は、生産性の向上や資産価値の増大などオーナーにとってのメリットとしてさらに認知度が高まり、浸透していくと考えられます。

評価カテゴリーには、既存建物・運用管理(EBOM)の他に、新築(NC)、テナントビル共用部と駆体/外装(CS)、テナントエリア(CI)、学校、病院、小売店、住宅、地域開発があり、認証は定められた環境基準をクリアした建物のみになされ、110点満点(v.2009の場合)のうちの獲得点により「プラチナ(80-110点)」「ゴールド(60-79点)」「シルバー(50-59点)」「認証(40-49点)」の認証レベルに格付けされます。

※2 LEED-EBOM
LEED-EBOM (LEED for Existing Buildings: Operations and Maintenance)は、LEED認証制度のうち既存建物・運用管理を対象とした認証プログラムです。LEED-EBOMの認証数は、全世界で累計約3,700件あり、最も厳しい最新バージョンであるv.2009による認証はそのうち約1,350件です。2012年のLEED-EBOMでの認証数が、LEEDによる新築建物のそれを上回るなど、不動産市場ニーズと結びついた普及が拡大しています。

※3 ウェブコー社
大林組グループ会社のウェブコー社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ市)は、米国西海岸地域を中心に環境配慮建築に積極的に取り組んでいる建設会社で、ENR(Engineering News-Record)誌の「The Top 100 Contractors」にて総売上高に対する「グリーンビルディング」の売上高の比率が5年連続してトップに位置付けられるなど、米国内でも広く知られた実力を保有しております。また、LEED認定資格であるLEED-AP(66人)あるいはLEED Green Associatesを全従業員414人の約4分の1が保有し、LEEDコンサルタント業務も広く推進しています。

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この件に関するお問い合わせ先

大林組 CSR室広報部広報第一課
TEL 03-5769-1014
 

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