ラオス ナムニアップ1水力発電所建設工事を受注しました

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、ラオスで「ナムニアップ1(NNP1)水力発電所建設工事」を受注しました。

本プロジェクトは、関西電力株式会社100%子会社であるケーピック・ネザーランド(KPN)社が45%、タイ電力公社(EGAT)の子会社であるエガット・インターナショナル(EGATi)社が30%、ラオス政府全額出資の投資法人であるラオ・ホールディング・ステート・エンタープライズ(LHSE)社が25%を出資して設立されたナムニアップ1・パワー・カンパニー・リミテッド社による水力発電所建設プロジェクトです。

ラオスとタイの国境を流れるメコン川の支流であるナムニアップ川に高さ148m、堤頂長530m、堤体積約200万m³の重力式コンクリートダムと出力約27万kWと約2万kWの発電所を建設するもので、大林組は、ダム本体、発電所、管理用道路などの土木建築工事を施工します。総貯水量は、黒部ダム(約2億m³)の約11倍、国内最大の貯水量を誇る徳山ダム(6.6億m³)の3倍以上に及びます。

2013年度~2015年度は道路・河川切り替え・基礎掘削・ダム用仮設備などの堤体準備工事を行い、2016年度から堤体コンクリート打設を開始し、2019年1月に引き渡しのうえ、発電を開始する予定です。

【完成予想図】

ナムニアップ1水力発電所の完成予想図

【工事概要】

工事名称

ナムニアップ1水力発電所建設工事

施工場所

ラオス ボリカムサイ

発注者

ナムニアップ1・パワー・カンパニー・リミテッド社

施工形態

施工(一部設計・施工)

工期

2013年10月~2019年1月(64ヵ月)

構成比率

大林組単独

工事内容

主ダム(堤高148.0m、堤頂長530.0m、堤体積約200万m³)
主発電所(約27万kW、半地下式B25m×L65m×H47m)
逆調整ダム(堤高20.6m、堤頂長252.6m、堤体積約6万m³)
逆調整池発電所(約2万kW、半地下式B22m×L46m×H43m)
管理用道路・付属建屋建築工事

【計画地】

ナムニアップ1水力発電所の計画地

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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