平成26年度スーパー職長認定式を開催

対象職種をさらに拡大し、スーパー職長194人を認定

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と、協力会社組織である大林組林友会連合会は、4月22日、大林組本社において、平成26年度大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)認定式を執り行いました。

認定状を手渡しする副社長の野口忠彦

認定状を手渡しする副社長の野口忠彦

平成26年度スーパー職長認定式

平成26年度スーパー職長認定式

スーパー職長は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、平成23年に発足した制度であり、選定基準を満たした特に優秀な職長を対象として、若年建設技能者の将来の目標となる理想的な職長像として認定するとともに、一定の収入の上積みを行うことで所得の向上を図ることを目的としています。

4年目を迎える今年度は、業界全体のさらなるレベル向上をめざして、対象職種を9職種から建設業に携わる幅広い職種をカバーする25職種へ拡大しました。結果として、前年比69人増の194人を新たに認定し、スーパー職長は累計で492人になりました。

大林組は今後も、建設業界における技能労働者不足の解決や技能伝承の促進に向けて、本制度をはじめとして、あらゆる観点から技能者の意欲向上や人材育成に貢献すべく努めていきます。

スーパー職長制度の詳細は以下のとおりです。

  1. 名称

    「大林組認定基幹職長」(通称:スーパー職長)

  2. 制度概要

    職長のうち、基準を満たす者を「大林組認定基幹職長」に認定し、一定の収入の上積みを行います。

    1. (1)主な選定基準
      ・職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者。
      ・職長として、大林組の建設現場に一定期間従事していること。

    2. (2)職長従事期間
      職長従事期間は従来通り7年です。
      ただし、職長対象者が少ない札幌、東北、北陸、広島、四国、九州の6地区は、特別な推薦枠を設けて、7年から3年に短縮しています。

    3. (3)

      対象職種

      現行(9職種) 変更後(25職種)

      とび工、 土工(重機土工および坑内員を含む)、 型枠大工、鉄筋工、左官工、鍛冶工、 塗装工、仮設電気工、内装工

      とび工(橋梁特殊工および地盤改良工含む)、 土工(重機土工および坑内員を含む)、 型枠大工、鉄筋工、左官工、鍛冶工、 塗装工、仮設電気工、内装工

      ※今回追加職種
      圧接工、杭・地業工、圧送工、 鉄骨工、板金工、屋根工、ALC工、 建具工、シール・防水工、石工、 PC工、タイル・れんが・ブロック工、 造園工、舗装工、外構工、特殊運転手

    4. (4)上積み額
      ・熟練度に応じて、大林組の現場での勤務日数に対し、日額2,000円(ただし、マイスターは3,000円)を支給します。
      ・スーパー職長のうち大林組の現場での職長従事期間が16年以上の者はマイスターとして認定します。

    5. (5)勤務日数の把握
      ・大林組工事事務所で利用している「新日報システム」を活用し、電子的に承認された勤怠記録により効率的に集計しています。

  3. 認定者数の推移

    平成23年度 75人(初年度)、平成24年度 98人、平成25年度 125人、平成26年度 194人、累計 492人

大林組は、これからも事業に関わるすべての人々を大切にし、社会の基盤を支える建設産業の持続的発展を通じて社会に貢献してまいります。

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。