株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)の連結子会社であるタイ大林(タイ バンコク、社長:ソンポン・チンタウォンワニッチ)は8月1日、創立40周年記念パーティーを開催しました。パーティーには、元タイ国財務大臣であり現在は会長を務めるタリン・ニマナヘミンダをはじめとするタイ大林の役職員や、会長の大林剛郎、社長の白石達をはじめとする大林組役員のほか、タイ王室財産管理局やバンコク銀行などタイ大林の株式の51%を保有する現地株主の方々など約900人が出席しました。
タイ大林は、1964年に大林組が開設したバンコク出張所を前身として1974年に設立され、以来、タイに進出する日系企業の工場建設を中心に、着実に事業を発展させてきました。また、1982年には、バンコク銀行本店ビルを完成させ、2006年にはタイ王宮内のチャクリ王宮ホールを建設するなど、日系企業のみならず現地の企業などへの取り組みも強化してきました。
40周年を迎え、タイ大林はさらなる発展をめざして技術力の向上や人材育成の強化に取り組んでいるところです。エンジニアリング部門の強化により、幅広いステージでお客様をサポートできる体制を構築するとともに、それを支える職員や技能労働者のレベル向上をめざして研修・教育施設の拡充を図っていきます。また、カンボジアやミャンマーなどタイ近隣諸国を含めた同地域における、大林組グループの中心拠点としての機能も強化していきます。
パーティーでタイ大林社長のソンポンは「この40年間で、政治、経済、社会、技術、生活スタイルは変わり、さらには今までにタイが経験したことがなかった大きな自然災害も発生しました。
しかし、変わらないのは、タイ大林の業界トップレベルの技術力、諦めない姿勢、先輩後輩の素晴らしい関係、一体感、チームワークです。これらは創立当初から今日まで変わらぬタイ大林の強みです。これからも、タイ大林の企業理念である『BE HONEST(誠実であれ)』を胸に、この強みを発揮し、新しい歴史をつくっていかなければなりません」と今後の決意を述べました。
大林組グループは、中期経営計画'12に掲げた海外への戦略的展開を推進しており、今後もタイをはじめとしたアジア地域や北米、中東地域などにおいて積極的に事業を展開していきます。
【タイ大林の概要】
所在地 |
11th Fl., Nantawan Building, 161 Ratchadamri Road, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand |
事業内容 |
建設業 |
設立 |
1974年5月29日 |
資本金 |
10百万バーツ |
代表者 |
社長 ソンポン・チンタウォンワニッチ |
出資比率 |
大林組(33%)、大林不動産(16%)、タイ王室財産管理局(10%)、 |
売上高 |
11,220百万バーツ(35,906百万円)【2013年12月期】 |
以上
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大林組 CSR室広報部広報第一課
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