株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と、協力会社組織である林友会連合会は、4月19日、大林組本社において、平成28年度大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)および大林組認定優良クレーンオペレーター(通称:スーパーオペレーター)認定式を執り行いました。
スーパー職長制度は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、2011年に発足した制度です。認定基準を満たした特に優秀な職長を対象とし、若年建設技能者にとって将来の目標となる理想的な職長を認定するとともに、一定の収入の上積みを行います。
創設から6年目を迎える今年度は、スーパー職長の対象を拡大し、上積み額を増額します。また、新たに大林組認定優良クレーンオペレーター(通称:スーパーオペレーター)制度を創設し、特に優秀なオペレーターの認定を始めます。
大林組は、建設業への新規入職者の増加、技術の伝承などを支援するため、本制度をはじめとして、今後もあらゆる観点から建設技能者の意欲向上を図るとともに、人材育成にも努めていきます。
スーパー職長制度の改正内容と、新設したスーパーオペレーター制度は以下のとおりです。
- 大林組認定基幹職長制度(スーパー職長制度)
(1)制度の改正
ア クラス
現行のクラス「レギュラー」「マイスター」に加え、将来スーパー職長をめざす若手職長を対象としたクラス「ジュニア」を新設します。
<ジュニアの主な認定基準>
・職長のうち、将来スーパー職長となるための十分な資質・技能を
有する40才未満の若手職長で、職種ごとに定める資格を保有して
いる者・職長としての実務経験が3年以上(大林組以外の経験年数も含む)
<レギュラーの主な認定基準(変更なし)>
・職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者
・職長として、大林組の建設現場に一定期間従事していること
職長従事期間は7年。ただし、職長対象者が少ない九州、東北、
札幌、広島、四国、北陸の6地区は、特別な推薦枠を設け、
7年から3年に短縮
<マイスターの主な認定基準(変更なし)>
・スーパー職長のクラス「レギュラー」のうち、大林組の建設現場
での職長従事期間が16年以上の者はマイスターとして認定
イ 上積み額(支給額)
大林組の建設現場での勤務日数に対し
マイスター:日額3,000円 → 4,000円(増額)
レギュラー:日額2,000円 → 2,500円(増額)
ジュニア :日額2,000円(新設)
(2)平成28年度の認定者数
330人。うち、クラス「ジュニア」は56人。認定者数の累計は1,059人
- 大林組認定優良クレーンオペレーター制度(スーパーオペレーター制度)
協力会社の推薦を受けたクレーンオペレーターのうち、基準を満たす者を「大林組認定優良クレーンオペレーター」に認定し、一定の収入の上積みを行います。
(1)主な認定基準
ア クレーン運転士免許または移動式クレーン運転士免許を保有して
いる者イ クレーン運転士安全衛生教育または移動式クレーン運転士安全衛生
教育を受講済みの者ウ 実務経験が10年以上(大林組以外の経験年数も含む)
(2)上積み額
大林組の建設現場での勤務日数に対し、日額2,500円(3)平成28年度の認定者数
16人
【認定者数の推移】
平成23年度 75人(初年度)
平成24年度 98人
平成25年度 125人
平成26年度 194人
平成27年度 237人
平成28年度 330人
累計 1,059人
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。
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