2019年度スーパー職長認定式を開催しました

スーパー職長423人、スーパーオペレーター33人を認定

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)と協力会社組織である林友会連合会は、大林組本社で、2019年度大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)と大林組認定優良クレーンオペレーター(通称:スーパーオペレーター)の認定式を執り行いました。

                
認定証を手渡しする社長の蓮輪賢治(右)

スーパー職長制度は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、2011年に発足した制度です。基準を満たした特に優秀な職長を対象に、若年建設技能者にとって将来の目標となる理想的な職長を認定します。スーパーオペレーター制度は、安全で効率的な施工に大きく寄与するクレーンオペレーターを対象に、基準を満たした模範となるオペレーターを認定するもので、2016年に発足しました。スーパー職長制度、スーパーオペレーター制度共に、一定の手当を支給します。

スーパー職長制度が発足した初年度の認定者数は75人でしたが、その後、対象職種の拡大や職長従事期間の緩和を行い、年々認定者数を増やしてきました。今年度のスーパー職長とスーパーオペレーターは計456人となり、初回時と比べ6倍を超える認定者数となりました。

大林組は、大林組基本理念を実践するためESG経営を力強く推進することとしており、「人材の確保と育成」を重点課題として掲げています。今後も本制度をはじめとするさまざまな取り組みを通じて、建設技能者の育成や就労環境の改善などに努めていきます。

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2019年度スーパー職長・スーパーオペレーター認定式
   

スーパー職長制度とスーパーオペレーター制度の概要は以下のとおりです。    

大林組認定基幹職長制度(スーパー職長制度)

クラスごとの主な認定基準

「レギュラー」「マイスター」「ジュニア」の3つがあります。

【レギュラー】
  • 職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者
  • 職長として大林組の建設現場に通算7年以上従事していること。ただし、この認定要件を満たす職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、3年以上
【マイスター】
  • スーパー職長のクラス「レギュラー」のうち、大林組の建設現場での職長従事期間が通算16年以上の者
【ジュニア】
  • 職長のうち、将来スーパー職長となるための十分な資質・技能を有する40才未満の職長で、職種ごとに定める資格を保有する者
  • 職長として大林組の建設現場に通算3年以上従事していること。ただし、この認定要件を満たす職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、大林組の建設現場以外の経験年数も含めて3年以上
手当支給額 大林組の建設現場での勤務日数に対し、
マイスター:日額4,000円
レギュラー:日額2,500円
ジュニア :日額2,000円
2019年度の認定者数 423人(内訳:マイスター108人、レギュラー239人、ジュニア76人)

大林組認定優良クレーンオペレーター制度(スーパーオペレーター制度)

主な認定基準
  • クレーン運転士免許または移動式クレーン運転士免許を保有している者
  • クレーン運転士安全衛生教育または移動式クレーン運転士安全衛生教育を受講済みの者
  • 実務経験が10年以上(大林組以外の経験年数も含む)
手当支給額 大林組の建設現場での勤務日数に対し、日額2,500円
2019年度の認定者数 33人

【参考情報】
認定者数の推移
2011年度  75人(初年度)
2012年度  98人
2013年度  125人
2014年度  194人
2015年度  237人
2016年度  346人(スーパー職長「ジュニア」、スーパーオペレーター制度新設)
2017年度  389人
2018年度  427人
2019年度  456人
  累計 2,347人

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 コーポレート・コミュニケーション室 広報第一課
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プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。