大林財団が奨学生採択決定通知書授与式を開催
文系・理系のさまざまな分野から21人が選ばれました
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サステナビリティ
8月27日、公益財団法人大林財団(※1)(理事長:大林剛郎〔大林組 代表取締役会長〕)は、大林組本社で2019年度奨学生採択決定通知書授与式を行いました。
大林財団では、都市の諸問題の解決に貢献した方への顕彰事業、都市研究や研究者などへの助成事業とともに、大学生への奨学事業を行っています。
奨学事業では将来、都市関連分野の仕事や研究に従事しようとしているが、経済的な理由で就学が困難な学生や留学生に奨学金を給付し、各大学での学術研究の振興と青少年の健全な育成に寄与することを目的にしています。
今年度は、国内21の指定大学から人物、学業、健康において優れている大学2年生、3年生21人を選定しました。奨学生には、今年度4月から4年生の3月まで、月額5万円が給付されます。
理事長の大林剛郎は、豊かで安全な暮らしへの研究をサポートする財団の活動を紹介し、幅広いジャンルを学ぶ奨学生に向けて「都市と皆さんの関わり、都市と人々との関わりについて深く考えてほしい」と挨拶しました。
奨学生選考委員長の大西隆氏(豊橋技術科学大学学長、東京大学名誉教授)は「日本だけでなく世界の都市に関心を持ち、課題を共有し、考え、解決の方法を見出して協力するのが自分の役割だという心構えを持ってほしい」と述べました。
大林財団は、これからも各国が抱えるさまざまな問題の解決に向け、国内、海外の都市研究を支援するとともに、人々がより安全に豊かに暮らせる都市づくりに貢献してまいります。
- ※1 公益財団法人大林財団 都市に関する学術研究を助成し、わが国の学術研究の振興を図ることを目的に、1998年9月に設立されました