2022年度のスーパー職長、スーパーオペレーター計505人を認定

サステナビリティ

大林組と協力会社組織である林友会連合会は、2022年度の大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)466人と大林組認定優良クレーンオペレーター(通称:スーパーオペレーター)39人の計505人を認定しました。

認定証を手渡しする大林組社長の蓮輪賢治(右)

スーパー職長制度は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、2011年に大林組が導入した制度です。基準を満たした特に優秀な職長を対象に、若年建設技能者にとって将来の目標となる理想的な職長を認定します。

スーパーオペレーター制度は、安全で効率的な施工に大きく寄与するクレーンオペレーターを対象に、基準を満たした模範となるオペレーターを認定するもので、2016年に導入しました。スーパー職長制度、スーパーオペレーター制度共に、一定の手当を支給します。

スーパー職長制度では、従来、本支店ごとのスーパー職長として認定していましたが、2022年度から国内の本支店間異動の多いトンネル掘削工を対象に「土木全国枠」を新設しました。他店に異動をした際にも、継続して認定されることを目的としたものです。

大林組は、企業理念で掲げる「持続可能な社会の実現への貢献」に向けて、ESGの視点に基づいた取り組みを実践しており、「人材の確保と育成」はその重点課題の一つです。

今後も本制度をはじめとするさまざまな取り組みを通じて、建設技能者の育成や就労環境の改善といった、誰もが活躍できる働きやすい職場環境の整備に努めてまいります。

2022年度スーパー職長・スーパーオペレーター認定式

大林組認定基幹職長制度(スーパー職長制度)

クラスごとの主な認定基準

「レギュラー」「マイスター」「ジュニア」の3つがあります。

【レギュラー】
  • 職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者
  • 職長として大林組の建設現場に通算7年以上従事していること。ただし、この認定要件を満たす職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、3年以上
【マイスター】
  • スーパー職長のクラス「レギュラー」のうち、大林組の建設現場での職長従事期間が通算16年以上の者
【ジュニア】
  • 職長のうち、将来スーパー職長となるための十分な資質・技能を有する40才未満の職長で、職種ごとに定める資格を保有する者
  • 職長として大林組の建設現場に通算3年以上従事していること。ただし、この認定要件を満たす職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、大林組の建設現場以外の経験年数も含めて3年以上
手当支給額 大林組の建設現場での勤務日数に対し、
マイスター:日額5,000円
レギュラー:日額3,000円
ジュニア :日額2,500円
2022年度の認定者数 466人(内訳:マイスター172人、レギュラー236人、ジュニア58人)

大林組認定優良クレーンオペレーター制度(スーパーオペレーター制度)

主な認定基準
  • クレーン運転士免許または移動式クレーン運転士免許を保有している者
  • クレーン運転士安全衛生教育または移動式クレーン運転士安全衛生教育を受講済みの者
  • 実務経験が10年以上(大林組以外の経験年数も含む)
手当支給額 大林組の建設現場での勤務日数に対し、日額3,000円
2022年度の認定者数 39人(内訳:移動式クレーンオペ 28人、定置式クレーンオペ 11人)

【認定者数の推移】

  スーパー職長 スーパーオペレーター
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
75人(初年度)
98人
125人
194人
237人
330人
363人
397人
423人
423人
443人
466人





16人(初年度)
26人
30人
33人
35人
38人
39人
累計 3,574人 217人