山岳トンネルを供用しながら更新

リペアーチ®

道路トンネルの通行を確保しながら安全に天井をリニューアル

リペアーチとは?

既設の2車線道路トンネルの更新工事において、一般車両通行帯(1車線分)の安全性を確保しながら、残された空間でトンネルアーチの覆工コンクリートを打ち替える工法です。

トンネル中央に内部支保工と防護を兼用する隔壁を設置して、既設の覆工コンクリートの切削から新設コンクリートの打設までを行います。

なお、リペアーチは、国立研究開発法人土木研究所との共同開発技術です。

施工状況イメージ
完成イメージ
模擬トンネルでのアーチ覆工コンクリート切削試験状況
切削用ドラムカッター

お客様のメリット

安全な通行帯を確保

  • 片側1車線分の車両通行帯を確保して通行止め作業を削減します。
  • アーチ部の覆工切削に用いるドラムカッターは振動が小さく、既設覆工の剥落などを起こしません。
従来の切削に用いるブレーカーとリペアーチで用いるドラムカッターの振動速度を比較

施工中の安定性を確保

  • 既設コンクリート撤去時においてトンネル構造安定性を内部支保工で確保します。
  • 片側施工完了時は、既設構造と新設構造を閉合してトンネルの安定性を確保します。

コスト削減・工期短縮を実現

  • 従来の大がかりなプロテクタが不要で、簡易な防護での施工が可能となりコスト縮減・工期短縮を実現します。

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