阪神甲子園球場のリニューアル工事が完了

3月12日に竣工式を迎えました

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阪神甲子園球場は、1924(大正13)年に大林組が建設し、日本初の本格的な野球場として誕生しました。初めての大規模改修となった今回の工事は、お客さんが安全で観戦しやすい球場をめざして2007(平成19)年にスタート。シーズンオフを利用して3期にわたり進めてきました。

第Ⅰ期では、内野の耐震補強と座席の拡幅、通路の増設などを実施。第Ⅱ期では、内野スタンドを覆う大屋根「銀傘」の架け替え、ロイヤルスイート席の新設、アルプス・外野スタンドの耐震補強と座席改修などを実施しました。最終の第Ⅲ期では、ツタの植え替えや別棟工事など球場周辺を整備し、歴史ある球場が見事に生まれ変わりました。

3月12日に執り行われた竣工式には、事業主である阪神電気鉄道の坂井信也取締役社長や阪神タイガースの南信男球団社長など関係者約100名が参列。阪神甲子園球場のさらなる発展と、5シーズンぶりのリーグ制覇を狙う阪神タイガースの活躍を祈願しました。

阪神甲子園球場

3期にわたる改修を終えた阪神甲子園球場

阪神甲子園球場

竣工式で施設の安全を祈願する大林組代表取締役社長の白石達