世界へ向けて「ユニクロ心斎橋店」がオープン

技術・ソリューション

心斎橋SIビルの新築工事が竣工

大林組が建設していた心斎橋SIビル(大阪市中央区)が完成し、10月1日に「ユニクロ心斎橋店」がオープンしました。ニューヨーク、ロンドン、パリ、上海に次ぐ5店目のグローバル旗艦店で、グループすべての商品を揃えるブランド発信拠点となっています。

新素材フィルムで近未来の外観を実現

ビル外観の表面にはETFE(フッ素樹脂フィルム)を採用し、空気を送り込んで膨らませたフィルムが立体的な外壁を表現しています。
大林組では、ETFEを日本で初めて採用したことから、形状決定までに強度やライティング設定の検討を重ね、実物模型で試験しながら完成度の高い仕上げを実現しました。

内部の天井や壁、エスカレーターにはステンレス鏡面仕上げが多用されており、地上1階から4階までの大きな吹き抜けとともに、店舗に開放感のある空間を作りだしています。

最先端の才能が結集した店舗デザイン

店舗デザインにおいては、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がトータルプロデュースを、デザインディレクターの片山正通氏が店舗プロデュースを、そして藤本壮介氏が内外装デザインを手がけました。

また、東京スカイツリー®の照明を手がけているライティングデザイナーの戸恒浩人氏が照明デザインを手がけるなど、最先端の才能が結集したことでも話題になりました。

心斎橋の新たなランドマークへ

大林組は、最新の技術を取り入れながら施工し、心斎橋の新たなランドマークを完成させることができました。これからも技術と施工力を活かして、お客様のニーズにお応えしてまいります。

ユニクロ心斎橋店

ユニクロ心斎橋店

ビル外観は、昼間は立体的な素材感が特徴で、夜はLED(発光ダイオード)照明でライトアップ。多彩なデザインで道行く人を楽しませています