ZEC(ゼロエネルギー施工)への取り組みを推進します

建設事業におけるエネルギー消費をゼロに

サステナビリティ

大林組は2020年を目標に国内の土木、建築の施工時のエネルギー使用量をゼロにするZEC(net Zero Energy Construction)への取り組みを進めていきます。

省エネ工法や省エネ機械などによるエネルギー消費量の削減と、残ったエネルギーを常設部門での節電や太陽光、風力などの発電事業による創エネでオフセットする取り組みを積極展開していきます。省エネ工法では、工期短縮につながる技術や溶接を減らす技術などの開発に取り組み、建設機械メーカーと連携した省エネ機械の開発も行います。発電事業では、自社物流倉庫の(仮称)久御山物流センターにおけるメガソーラー発電事業の開始を予定しています。

当面の目標として、建設に伴う省エネでは、2014年度までにエネルギー消費量の18%の削減(2010年比)を掲げています。

ZECロードマップ

ZECロードマップ

2011年には、中長期環境ビジョン「Obayashi Green Vision 2050」を策定し「低炭素社会」、「循環社会」、「自然共生社会」の実現に向けた具体的なアクションプランや数値目標を定めました。今後のアクションプラン推進に当たっては、建設業として地球環境の保全に取り組みつつ、事業領域への拡大にも積極的に挑戦していきます。

大林組は、技術開発などを加速し、建設事業におけるエネルギー消費をゼロにするという目標の達成に向けて、全社が一丸となって事業活動を推進していきます。