足立区の千住関屋ポンプ所で社会科見学

浸水から街を守るポンプ所の役割を学びました

サステナビリティ

6月29日、東京都足立区で大林組が施工中の「千住関屋ポンプ所建設工事」の建設現場で、地元小学校の生徒など74名を招き、見学会を行いました。

千住関屋ポンプ所は、足立区千住エリアを、豪雨による浸水被害から守るための新設の雨水ポンプ所として、建設が進められています。今回の見学会は、発注者の東京都下水道局が主催したもので、「浸水対策強化月間」の取り組みの一つとして行われました。

見学の最初に浸水被害の様子をスライドで学んだ生徒たちは、建設現場に設置された「雨ますくん」という模型により、浸水被害発生の仕組みについて理解を深めました。また、高所作業車体験コーナー、クレーン合図体験コーナーでは、普段接することのない建設機械に触れ、その役割を学びました。中でも、巨大なクローラークレーン(90t)を自分の合図で実際に動かすコーナーは一番人気となり、「将来、クレーンの運転手になりたい」との感想も寄せられました。

浸水対策の説明まず最初に、東京都下水道局職員の方から都の浸水対策の説明を受けました

雨水が溢れるメカニズムを学ぶ「雨ますくん」を見ながら、雨水が溢れるメカニズムを学ぶ生徒たち

高所作業車体験高所作業車体験コーナーで東京スカイツリー®を背景に記念撮影を行いました

クレーン合図体験「思いどおりにクレーンを動かせて楽しい」と人気だったクレーン合図体験コーナー

見学会の最後に、生徒たちから感謝の言葉とともに、早期に工事を完了させ、浸水から街を守ってほしいといった言葉も寄せられ、浸水対策事業の必要性や工事に対する理解の一助となりました。

大林組は、ものづくりの魅力と建設の役割を伝えることで、建設産業の未来を担う次世代の育成を支援してまいります。