食の安全、安定供給をめざし省エネ型植物工場を千葉大学と共同開発

「アグロ・イノベーション2013」で栽培実験装置や成果を紹介しました

サステナビリティ

大林組は、千葉大学と共同で、省資源、省エネ型で安定生産が可能な植物工場の開発を行っています。従来の人工光型植物工場に比べ、消費エネルギー、初期コストともに30%の削減をめざしており、植物工場での栽培実験からさまざまな成果が出ています。

ミニハクサイ栽培が注目を集める中、大林組の技術者が、栽培効率を上げる照明やシステム建築の利用など最適な栽培環境について来場者に説明

10月23日から25日の3日間、東京ビッグサイトで開催されたアグロ・イノベーション2013(一般財団法人日本能率協会主催)のNPO法人植物工場研究会・千葉大学のブースにおいて、共同開発している栽培実験装置と研究成果パネルを展示しました。

アグロ・イノベーション2013は、施設園芸に関するアジア初の専門展示会です。1986年、施設園芸技術展の名称で開始して以来、毎年開催されています。入場者は今回、1万4,000人を超えるなど関心の高さがうかがえます。

展示した栽培実験装置は、千葉大学内に建設した実験施設の一部を再現。人工光型植物工場では初品種となるミニハクサイを栽培しています。展示パネルでは、研究概要やこれまでの栽培実験で得られた成果の一部を紹介し、大林組の技術者らが説明しました。人工光型植物工場で栽培した場合、種まき後1ヵ月では、温室による養液栽培に比べて1.5倍、土耕栽培に比べると10倍程度の生育重量となりました。

千葉大学との共同研究は2014年3月まで行います。大林組は今後も、食の安全、安定供給をめざし、省エネ・省資源、初期コスト削減に向けた生産施設の技術開発を続けるとともに、新たなビジネスモデルとして事業化するビジネス・イノベーション分野の発掘、育成を行ってまいります。