大林組サンフランシスコ事務所長が米国の土木業界団体会長を務めました

The Beavers(ビーバーズ)総会で功績者らを表彰

最新情報

米国最大の土木業界団体であるThe Beavers(※1)は、1955年、業界の魅力を高め親睦を深めること、優れた技術者や功績者を表彰すること、業界を志す若者を支援することを目的に設立されました。現在、設計、施工、コンサルタント、弁護士など約400団体が加入しています。

大林組は、1970年代に日本企業としては初めて米国の公共事業であるサンフランシスコ市下水道工事を受注しました。以来80件以上のプロジェクトに携わり、1985年からThe Beaversに参加しています。

The Beavers年次総会と表彰式

総会で司会を務める大林組の小野崎。任期を終え、30年以上にわたり先輩や仲間たちによって築いてきた大林組の道筋を感じたと振り返りました

サンフランシスコ市下水道工事

1979年に受注した、サンフランシスコ湾に沿う約2.3km(2工区)の下水道工事(1982年竣工)

長年にわたる米国土木業界への功績が認められ、2013年1月、米国人以外では初めて大林組北米統括事務所サンフランシスコ事務所所長の小野崎寛和がThe Beavers会長に就任。2014年1月17日、ロサンゼルスで開催された第59回The Beaversの年次総会と表彰式では、一年間の責務の集大成として、進行役とプレゼンターを務めました。

The Beavers会長として小野崎は、経営、施工管理、技術、サービスの4部門の功績者を表彰するとともに、土木工学関係の大学への奨学金や寄付活動について報告を行いました。

大林組はこれからも、豊富な経験と高い技術力でトンネル・橋梁・鉄道プロジェクトなどに取り組み、北米(米国、カナダ)をはじめ、東南アジア、中東、オセアニアなど、世界各地の国づくりに貢献してまいります。

  • ※1 The Beavers
    名称の由来はダム造りの達人ビーバー。自然のものを使ってコツコツ仕上げていくその姿が建設業界そのものと命名されています
■大林組の主な米国プロジェクト