アークヒルズ仙石山森タワーが2014年日本コンクリート工学会賞を受賞

プレキャスト工法を活用した超高層建物が「作品賞」に輝きました

サステナビリティ

大林組が東京都港区に建設した「アークヒルズ 仙石山森タワー」が、2014年日本コンクリート工学会賞作品賞を受賞しました。コンクリート構造物として、その美的価値、独創性、周辺環境との調和において、技術面も含め優れていると認められました。

アークヒルズ 仙石山森タワーが日本コンクリート工学会賞を受賞

生物多様性に配慮した外構計画や太陽光発電装置の設置などにより、環境性能評価指標CASBEEで最高ランクを取得。周辺環境にも貢献しています

LRV-H工法でのPC部材取り付け

LRV-H工法でのPC部材取り付け。大林組は、梁と柱を合理的に組み立てたこの工法で2011年、コンクリート工学会賞「技術賞」を受賞しています

日本コンクリート工学会は、コンクリートに関する研究の振興、技術の向上を図ることを目的に1965(昭和40)年に設立されました。日本コンクリート工学会賞は、コンクリート工学、技術の進歩・発展に顕著に貢献した論文、報告、作品、会員に贈られます。

地上47階建てのアークヒルズ 仙石山森タワーは、上層に行くに従って四隅が弧を描くように絞られていく優美なデザイン、25階から上のオフィス部分で大空間を構成している点などが、美的価値の創造に貢献しているとされました。

建設に当たっては、事前に工場で生産されたプレキャストコンクリート(PC)部材で躯体を組み上げるLRV工法などを適用。さらに、大空間を構成するため、中心と外周の柱・梁には鉄筋コンクリートのPCを使用し、その間を21mの鉄骨の梁でつなぐ、O-RCS構法を適用しました。

安全面ではブレーキダンパーなど2種類の制振装置を適用し、長周期地震動にも対応する高い耐震性能を確保しています。

災害に強い国、豊かな暮らしや環境が維持できるサステナブルな社会を実現するために、大林組はこれからも社会基盤整備の基本材料となるコンクリート技術の発展に向け、研究開発を重ねてまいります。