国分寺市の小中学校の先生の民間企業研修を実施しました

ものづくりの醍醐味(だいごみ)を子どもたちに伝えるために

サステナビリティ

小中学校の先生の民間企業研修を実施しました

浸水対策のために建設が進む千住関屋ポンプ所の建設現場では品質や安全への取り組みを紹介

8月18日と19日の2日間、東京都国分寺市の小・中学校の先生6人を対象とした民間企業研修を実施しました。「教員の民間企業研修」は、一般財団法人経済広報センターが「経済界と教育界との対話促進活動」の一環として主催するもので、学校の夏休み期間に先生方が民間企業で研修を受けるプログラムです。

「教員の民間企業研修」は、現場見学や実習体験を通して企業の仕事への理解を深めた先生が、子どもたちにその体験を伝えていくことを目的に、1983年から実施。今年で31年目を迎えます。大林組での研修は今回で7回目となりました。

建設現場の研修では、千住関屋ポンプ所建設工事(東京都足立区)の工事事務所で、事業の概要や工事の特徴を紹介。精度が求められる施工方法や作業員の安全対策などについて、建設現場を見学しながら説明しました。

大林組技術研究所(東京都清瀬市)では、2014年5月に完成した実験施設オープンラボ 2振動体験装置多目的人工気象再現室など、最先端の建設技術を体験しました。また、大林組の社員教育プログラムを提示し、人材育成への方針や取り組みについて意見を交換。コミュニケーションの重要性や、新たなことへのチャレンジ精神が教育、建設、双方の分野で大事であることなどを確認しました。

技術研究所で最新鋭の実験装置を体験

技術研究所の最新技術を体験した先生から「身を持って新しい技術の素晴らしさを感じた」との感想が寄せられました

大林組の社員教育プログラムを紹介

人材育成の意見交換では「子どもたちにどのような力を身に付けさせていくべきか、見つめ直す良い機会となった」と今後の活用への意欲が述べられました

大林組はこれからも、ものづくりで培った知恵と技術を教育の現場に伝え、次世代育成に活かしていただけるよう努めてまいります。