アンモニア抑制工法

ダヴィンチ工法

美術品の大敵をシャットアウト! 有害物質から守ります

美術館や博物館の建物では、コンクリートや内装材から発生する各種の有害ガス状物質が、収蔵・展示品を変質・劣化させるおそれがあります。特に、コンクリートから発生するアンモニアは、コンクリート打設後の2年間に比較的多量に発生するので、竣工後に短期間で開館させるためには室内のアンモニア濃度を早期に低減させることが重要です。ダヴィンチ工法は、コンクリート表面に直接、アンモニア吸着シート(ダヴィンチシート)を貼り付け、コンクリートから発生するアンモニアを化学的に吸着除去し、貴重な美術品などを変質・劣化から守るアンモニア抑制工法です。

コンクリートにシートを貼るだけで、アンモニアを吸着除去します

2008年度までに約40件の美術館や博物館、図書館などで適用しました

1 アンモニアを確実に吸着除去。劣化を防ぎます
  • コンクリートから放出されるアンモニアガスを、ダヴィンチシート張り付け直後から、確実に吸着除去します。
  • ダヴィンチシートによるアンモニアの吸着は、化学的な吸着のため、室内にアンモニアを再放出しません。
  • ダヴィンチシートには透湿性があるので、コンクリートの乾燥を阻害しません。
2 完成時に濃度を抑制。慣らし期間を短縮できます
  • 建物の完成時点でアンモニア濃度を抑制できるので、美術館・博物館施設のオープン前に建物・設備の環境状態を整える「慣らし」の期間を短縮できます。
3 壁紙のように貼り付けるので施工が簡単です
  • ダヴィンチシートは壁紙と同様に貼り付け、短期間に施工できます。
  • ダヴィンチシートは不燃認定(NM-9970)を取得しており、防火面でも安全です。

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