ひずみ軟化解析システム

トンネル地表面沈下予測技術

沈下・陥没によるコスト高や工期延長のリスクを回避します

トンネルを掘削すると、トンネルの側壁から地表に向かって破壊領域が伸展することがあります。この領域はせん断帯と呼ばれており、地表面の大きな沈下や陥没の原因になります。「トンネル地表面沈下予測技術」は、より実現象に近い挙動を扱うひずみ軟化モデルによって、この現象を評価するものです。


トンネル地表面沈下予測技術。トンネル上部地盤の沈下イメージ。小土被り未固結地山における変形

 

1 コスト高や工期延長を回避できます
  • 地表面沈下や崩落などを正確に予測できます。
  • 適切な支保工の選定、仕様の設定が可能です。
2 迅速に解析・評価結果を得られます
  • 標準的な一軸、三軸圧縮試験だけで物性を設定できるため、迅速に解析・評価できます。
3 幅広い地盤に対応できます
  • 粘性土地盤や砂質土地盤へ適用できることを、遠心模型実験などで確認しています

粘性土による模型実験の崩落状況(左)と、解析による最大せん断ひずみの分布(右)。粘性土、砂質土ともに破壊面とせん断帯の位置が一致しています

砂質土による模型実験の崩落状況(左)と、解析による最大せん断ひずみの分布(右)。
粘性土、砂質土の破壊面とせん断帯の位置が一致しています

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