注入充填式・表面補強材一体成型ＰＵＦ施工法とは？

極低温液化貯蔵タンクの壁面に、硬質ポリウレタンフォーム（PUF）製の断熱層を施工する際、注入・充填と表面補強ライニングを同時に行う方法です。カメラを用いたモニタリングで遠隔施工も可能です。

お客様のメリット

1 工期を短縮し、建設コストも半減できます

• 従来工法と比較して工期は3分の2に短縮、作業員数は3割減、建設コストは半分に低減できます。
• 連続した均質の断熱層が形成されるので、成型パネル貼り付け方式のように、手間のかかる目地処理が必要ありません。

2 地球環境に配慮した工法です

• 表面切削整形がなくなることから、工事に伴う産業廃棄物はほとんど発生しません。
• ノンフロンPUFを使用するため、温室効果ガスを発生させずに施工できます。

3 安全性と作業環境が向上します

• 吹付け回数が削減し、表面切削整形がなくなることから、ゴンドラ上での高所作業が減少します。
• PUFの吹付けや表面切削整形に伴う浮遊微粒子や粉塵、切り屑が発生しません。

大阪ガス(株)、東洋ゴム工業(株)と共同開発
（特許出願）

• 特許第3990967号　低温タンク等の壁面の防熱施工法
• 特許第3656011号　低温タンク壁面の断熱層施工法及びその施工装置
• 特許第3787501号　壁面の断熱層施工法