ボーリング孔内を観察
簡易孔内観察カメラ
簡単かつ安価にボーリング孔内を観察できます
簡易孔内観察カメラとは?
「ボーリング調査後に孔内を覗いてみたい」というニーズに応えて、簡単かつ安価に、ボーリング孔内を観察することができます。
ボーリング孔内を直接観察し、亀裂や地質状況を把握することにより、ボーリング調査データの信頼性を大幅に向上させます。市販のボアホールスキャナに比べ、非常に安価に孔内観察を行うことが可能です。


お客様のメリット
リアルタイムに孔内状況を確認できます
- ノートパソコンを用いて孔内状況をリアルタイムで確認できます。観察長は最長で50mとなります。
- カメラ先端には白色LEDが装備されており、フルカラーの映像を動画で取得できます。
- 孔内映像からは、孔壁の崩落状況、亀裂や破砕帯の有無、湧水の有無、岩種の変化点などが確認できます。
■孔内状況


短時間で孔内観察を実施します
- カメラの準備および観察は簡易なため、建設技能者で実施できます。
- 軽量な塩ビパイプを連結させて挿入していきます。
- 50mの水平ボーリングの孔内観察時間は30分程度です。
水平ボーリング孔に対応しています
- 先端に突起を取り付けることで、水平ボーリング孔の底面に溜まる砂れきや泥を回避できます。
- 完全防水カメラの採用により、湧水のある場所にも対応できます。
- 突起を含めた外径はφ65mmで、トンネルのノンコア前方探査の小径な削孔径に対応しています。
- 鉛直ボーリングにも対応できます。

【実績・適用例】
東九州自動車道(清武~北郷)椿山トンネル新設工事 ほか25件
- ノンコア削孔切羽前方探査「トンネルナビ®」実施後の孔内観察
- 水平ボーリング実施後の孔内観察
- コンクリートの充てん状況の確認