地中接合
RFIDを用いたシールド相対位置探査技術
精度の高いシールド地中接合が可能です
RFID(※1)を用いたシールド相対位置探査技術とは?
シールド同士の地中接合において、シールドを精度良く接合させるため、RFIDを利用して双方のシールド相対位置を確認する技術です。
一方のシールドからアンテナを搭載した推進機にて水平ボーリングを行い、もう一方のシールドの面板および隔壁に設置したタグを検知することで相対位置を算出します。探査方法としては、シールド面板部にておおよその相対位置を把握する一次探査と、面板通過後に隔壁部にて正確な位置を確認する二次探査に分類されます。
※1 RFID(Radio Frequency Identifier) タグに記録した個別情報を非接触で識別できるシステム。タグと検知用のアンテナ、タグ情報を読み取るリーダーで構成される

お客様のメリット
精度良く地中接合できます
- タグを検知するアンテナ(3本)を正三角形状に搭載し、各アンテナが検知したタグ(座標値)の回数を位置算出に反映させることで、より高い精度を確保でき、確実に相対位置を把握できます。

地上からのチェックボーリングが不要です
- 機内作業のみで相対位置を確認できるため、住宅地や河川、海の下など、地上からのチェックボーリングが困難な場所でも探査可能です。
【実績・適用例】
実際の施工条件(土中、推進延長30m)を模擬した実証実験により、探査性能・施工性・耐久性を検証済みです。





