のり面補強工法
皿ばねアンカー工法(D&Sアンカー工法)
皿ばねによりグラウンドアンカーの維持管理コストを縮減
皿ばねアンカー工法とは?
のり面のグラウンドアンカーの頭部に皿ばねを設置することによって、地盤の変位を吸収してアンカーの引っ張り力が変化するのを抑制し、グラウンドアンカーの安全性向上を図ります。皿ばねは専用の受圧板(D&S円形受圧板)で設置します。
皿ばねを設置することによってグラウンドアンカーの機能が大幅に改善されることから、皿ばねを設置したグラウンドアンカーを一つのアンカーシステムと考え、「皿ばねアンカー(D&Sアンカー工法)」と呼んでいます。
お客様のメリット
皿ばねにより以下の3つの機能が付加され、グラウンドアンカーの維持管理コストを縮減できます
- 緊張力低下の防止
地盤のクリープ変位(時間が経つほど変位量が増加)に伴ってアンカー緊張力が低下するのを抑制します。 - 耐震性向上
地震時にアンカーに作用する過大な引っ張り力を抑制し、地震によるアンカーの損傷を防止します。 - 凍上による損傷の防止
地盤の凍上に伴ってアンカーに作用する過大な引っ張り力を抑制し、凍上に伴うアンカーの損傷を防止します。
D&S円形受圧板により、景観に優れた斜面の防災対策が可能です
- 受圧板中央部から地山全面に均等にアンカー力が伝達されます。また、受圧板が従来のRC受圧板に比べて、薄型であることから、景観に優れています。
【実績・適用例】
国際医療福祉大学付属熱海病院防斜面防災(一部皿ばねを設置)
藤波ダム洪水吐き斜面防災(D&S円形受圧板の設置のみ)
【その他】
NETIS登録番号:KT-070066-A(掲載期間終了)