基礎
セメント改良体(表層改良、改良杭)による沈下対策工法
線状構造物の液状化による沈下防止
セメント改良体(表層改良、改良杭)による沈下対策工法とは?
線状構造物(地中ガス導管、プラントガス導管など)の液状化による沈下を「セメント改良体による表層地盤と杭」を組み合わせることで防止します。
線状構造物の直下地盤の表層をセメント改良(地表から3m程度以下)し、周辺地盤の液状化による不等沈下を防止します。また、表層改良した地盤を改良杭で支えることで、液状化後の構造物全体の残留沈下を防止します。

お客様のメリット
液状化による沈下を防止します
- 表層改良による線状構造物の不等沈下防止
- 改良杭により表層改良を支えることで、改良体全体の残留沈下防止
改良断面を小さくできます
- 従来工法(締固め工法など)に必要な改良余幅が不要
狭あいなエリアでも施工可能です
- 改良余幅が不要なため、敷地境界までの距離がないような狭あいなエリアでも対策可能
- 小型の施工機械を選定すれば、既設構造物に近接したエリアでも対策可能
地盤深さ20mまでの対策が可能です
- 表層改良(厚さ2m~5m):バックホウやパワーブレンダーによる施工
- 改良杭(長さ~20m):1軸または多軸の混合処理機による施工
改良体仕様を自由に選定できます
- 設計計算により表層改良の断面および改良杭の径とピッチを自由に選定可能


【実績・適用例】
- 某火力発電所内 ガス導管の液状化対策
- 某火力発電所内 配管ラック基礎の液状化対策
<某火力発電所での実施例>


