基礎
既製杭の杭頭非接合工法
ソイルバッグ(土のう)と杭による複合基礎工法です
既製杭の杭頭非接合工法とは?
プラント施設(火力発電所、廃棄物減容化処理施設など)にある小・中規模構造物の基礎への適用を目的としたソイルバッグと杭を用いた複合基礎工法です。
基礎の沈下抑止のために、既製杭を打設し、杭頭部にソイルバッグ(土のう)を敷き、杭頭と基礎スラブを非接合とする構造です。上部構造物の鉛直荷重は、ソイルバッグを介して既製杭が支持し、水平荷重は、基礎版下面の摩擦力にて抵抗する機構を持ちます。

お客様のメリット
地震による杭体の損傷を抑えます
- 地震時に構造物の慣性力が、既製杭の杭頭部に伝達されにくいため、杭体の損傷を抑制します。
基礎スラブの沈下を防止します
- 液状化時でも上部構造物の鉛直荷重は、既製杭により支持されるため、沈下を防止できます。
基礎スラブのコスト縮減を図ります
- ソイルバッグを杭頭部の周辺にまで広げて配置することにより、基礎スラブの地盤反力が分散し、基礎スラブのコスト縮減を図ります。
工期を短縮できます
- 杭頭処理が不要になるため、工期短縮が図れます。





【実績・適用例】
- 某廃棄物処理施設(環境省)
<実施例>

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杭施工完了
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ソイルバッグ1段目
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ソイルバッグ設置完了
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基礎施工完了