放射能環境修復技術

オリオンスキャンソート®

再生利用する土壌を全量検査

オリオンスキャンソートとは?

土壌やコンクリートがらなどを放射能濃度の基準によって振り分けるベルトコンベヤシステムです。 再生利用する低汚染土壌を高速かつ高精度で分別できます。
オリオンスキャンソートは、米国Wood社が開発した技術(開発時はAmec Foster Wheeler社)で、大林組が日本国内の優先的使用契約をしている技術です。

お客様のメリット

処理能力が高い

  • 1時間当たり180tの土壌を処理できます。

測定精度が高い

  • 処理量1時間当たり180tの場合、放射能濃度を土壌約50kgごとに測定します。
  • 高精度なシンチレータとベルトスケールにより10%以内の高い測定精度を確保できます。

全量検査による安全性の確保

  • 放射能基準値以下の低汚染土壌のみを分別し再生利用します。

【実績・適用例】

除染モデル実証事業(Cグループ、楢葉町、日本原子力研究開発機構発注)

全体図
測定部
測定部
分別コンベヤ
分別コンベヤ

アメリカ陸軍・海軍、NASAなどの環境修復工事でスキャンソートは広く適用されており、規制当局から高い分別精度であることを承認されています。

除去土壌の95%は基準値以下で、放射性廃棄物ではないと判断されました。
NASAプルムブルック原子炉施設でのスキャンソート稼働状況(処理能力130t/h)

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