のり面浸食防止工法
ガリガード™
浸食防止剤の散布により仮設のり面を長期間保護
ガリガードとは?
のり面整形後から保護工を施工するまでの期間、のり面を降雨による浸食から防ぐものです。従来、整形後から保護工を設けるまでののり面は、シートによる養生や薬剤などを散布することで維持管理を行ってきました。しかしながら、薬剤散布は効果が持続しないため何度も散布する必要があり、シート養生は養生後のシートが産業廃棄物になるといった問題がありました。
ガリガードは浸食防止剤をのり面に散布し、表面に固結層を形成することで、降雨による浸食を防止でき、最長半年間浸食防止効果が持続します。ガリガードには、のり面整形と同時に浸食防止剤を散布する「同時散布方式」と、のり面整形後に散布する「あと散布方式」の二種類があり、状況に応じて使い分けることができます。
【同時散布方式】
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1.薬剤散布
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2.土と薬剤を馴染ませる
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3.のり面転圧整形
【あと散布方式】


お客様のメリット
維持管理コストを縮減できます
- 最長で半年間、浸食防止効果を発揮できるため、従来の薬剤散布工法と比べて、何度も薬剤を散布する必要がなく、その分の維持管理コストを削減できます。盛土のり面で半年間の現場実験を実施し、浸食防止効果が長期間持続することを確認しました。
環境に優しい材料です
- 浸食防止剤および繊維材は微生物による生分解性を有しています。
- シート養生と異なり、対策期間終了後の撤去や処分が不要です。
汎用性が高く、容易に施工できます
- シート養生と比べて、少人数での施工が可能です。
- 汎用機械で散布できます。
【実績・適用例】
- 土地造成工事での試験工事(2020年)
- 道路工事での現場実験(2019年)
【その他】
- ガリガード(同時散布方式)NETIS登録番号:KT-210026-A
- ガリガード(あと散布方式)NETIS登録番号:KT-210027-A