山岳トンネルのロックボルト引き抜き試験の省力化技術
軽量ロックボルト引き抜き試験システム
ロックボルト引き抜き試験機を軽量化し、計測・帳票を自動化
軽量ロックボルト引き抜き試験システムとは?
山岳トンネル工事では、掘削後の地山を補強するためにロックボルトと呼ばれる鋼棒を打設します。ロックボルトを打設した後、定着度合いを確認することを目的に引き抜き試験を行います。本システムは引き抜き試験機を軽量化するとともに計測から帳票作成までを自動で行うシステムです。試験機は従来品より40%軽量化したことで1人での作業が可能です。
お客様のメリット
軽量化・自動化による高い生産性
- 試験機の軽量化によって作業性が上がり、試験時間が70%短縮できます。
- ジャッキ圧力とストロークの測定値を自動で記録するので、読み取りによるタイムラグや転記ミスがなくなり、従来2人で行っていた試験を1人で実施できます。
- 帳票が自動生成され、作成する手間がなくなります。


現場利用に適した機器構成
- 試験機器はジャッキ、バッテリー付ポンプ、タブレットに集約され、持ち運びが容易です。
- 電源ケーブルが不要なため、試験時の機器の取り扱いが容易です。

【実績・適用例】
- 平成29年度河津下田道路 河津トンネル逆川地区工事 他9件
【その他】
NETIS登録番号:KK-230063-A