礎の時代

1897年(明治30年)

大阪舎密工業

大阪舎密工業

この年

6月10日、古社寺保存法制定。古社寺の建造物及び宝物類で、「特に歴史の証徴又は秘術の模範」であるものを「特別保護建造物」または「国宝」に指定し、保護するというものだった。これにより奈良県斑鳩町の法隆寺金堂や岩手県平泉町の中尊寺金色堂などが初の国宝に指定された。

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  • 大阪舎密工業

1897年の大林組

2月
大阪舎密工業敷地及び機関室受注
6月
九州倉庫受注
8月
阿部製紙所抄紙場他受注
8月
大阪製薬工場受注
11月
毛斯綸紡織粗紡室受注

社会の出来事

1月
正岡子規ら、俳句雑誌「ほととぎす」創刊
3月
英字日刊新聞「ジャパン・タイムズ」創刊
10月
金本位制実施
12月
清水寺、法隆寺金堂などが初の国宝に指定される
アルミニウム一般に普及。なべ、弁当箱などに使用

建設業界の動き

3月
砂防法公布
7月
造家学会が「建築学会」に改称
10月
大阪市築港工事が起工