礎の時代

1904年(明治37年)

大林組の半纏

大林組の半纏

この年

2月、日本はロシアに宣戦布告し、日露戦争が勃発。大量の軍需によって多くの産業の近代化を促進した。朝鮮半島では兵站を輸送するための鉄道工事が始まり、国内では負傷兵のための病院が各地で建設された。この年、これまでは大林店や大林芳五郎店としていた店名を「大林組」と改め、東京に出張所を開設した。

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  • 大林組の半纏

1904年の大林組

2月
店名を「大林組」と定める
6月
東京事務所開設
6月
第5師団陸軍予備病院竣工
9月
広島陸軍予備病院竣工
9月
善通寺陸軍予備病院竣工
9月
天王寺陸軍予備病院竣工
10月
大阪陸軍予備病院竣工
12月
大阪砲兵工廠敷地拡張竣工

社会の出来事

1月
大阪朝日新聞で「天声人語」開始
2月
日露戦争始まる
2月
大阪府立図書館が開館
4月
イギリスのロールス・ロイスの第1号が完成

建設業界の動き

1月
鉄道軍事供用令公布
3月
東京市街鉄道の上野−浅草間開通。
7月
世界の最長路線、シベリア鉄道開通
11月
京釜鉄道全通