礎の時代

1914年(大正3年)

東京中央停車場開業式

東京中央停車場開業式

この年

大林組が建設を進めていた東京中央停車場(東京駅)駅舎が完成し、開業式が行われた。東京中央停車場は明治建築界の元老・辰野金吾博士が設計し、当時、鉄骨を使用した建築としては日本最大であった。東を代表する工事が東京中央停車場ならば、西は生駒隧道である。生駒山に長さ3,888mのトンネルを造る難工事であったが、この年ついに完成の日を迎える。大阪と奈良を最短距離で結んだ大阪電気軌道の開業は、奈良の観光地化を進め、沿線の郊外宅地開発を盛んにした。

Photo

  • 東京中央停車場開業式
  • 東京中央停車場全景
  • 鉄骨組み立て中の東京中央停車場
  • 東京中央停車場大天井
  • 東京中央停車場
  • 工事中の生駒隧道
  • 生駒隧道東坑口付近
  • 生駒隧道内部
  • 大阪倶楽部

1914年の大林組

2月
大阪電球工場竣工
2月
奈良郵便局竣工
3月
東京中央停車場竣工
4月
大阪電気軌道生駒隧道竣工
7月
京都停車場竣工
7月
箕面有馬電気軌道武庫川橋梁竣工
9月
武庫離宮竣工
10月
初代大阪倶楽部竣工
12月
伏見桃山東陵竣工

社会の出来事

4月
夏目漱石、朝日新聞に「こころ」の連載開始
7月
第1次世界大戦勃発
8月
パナマ運河開通
12月
東京中央停車場(東京駅)開業

建設業界の動き

3月
東京・上野公園の東京大正博覧会にエスカレーターが登場
4月
大阪電気鉄道(現・近鉄日本鉄道)生駒隧道完成
6月
東京・丸の内に日本初の貸室ビル「三菱21号館」が完成
8月
京都駅がルネサンス式木造2階建てに改装
9月
土木学会創立