激動の時代 発展の時代

1945年(昭和20年)

瓦礫となった広島市街。左が大林組広島支店

瓦礫となった広島市街。左が大林組広島支店

この年

8月6日に広島、9日には長崎に原爆が投下された。ポツダム宣言受諾により太平洋戦争は終わり、第二次世界大戦も幕を閉じた。荒廃した国土の復興と産業の再開は建設業の生産活動にかかっていたが、戦後の建設工事はまず日本各地に進駐してきた占領軍のための、いわゆる「進駐軍工事」が至上命令として優先された。

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  • 瓦礫となった広島市街。左が大林組広島支店

1945年の大林組

8月
三菱電機伊丹製作所23工場竣工
12月
日本発送電岩本発電所竣工

社会の出来事

3月
東京大空襲
8月
広島と長崎に原爆投下。第2次世界大戦終わる
10月
国際連合正式に発足
11月
GHQ、財閥解体を指令

建設業界の動き

5月
運輸省設置(運輸通信省廃止)
9月
進駐軍工事始まる
11月
日本建築工業統制組合、日本道路建設業協会設立
11月
戦災復興院設置