大林組は、このたび「環境報告書・社会活動報告書2005」を発行しました。大林組は「二酸化炭素排出量削減」、「建設廃棄物対策」、「化学物質適正管理」、「グリーン調達」の4つを環境保全活動の重点課題に掲げて積極的な環境負荷低減活動を実施してきました。当報告書は、これらの活動やその成果など多岐にわたる活動をまとめた「環境報告書」と、人や社会とのより良い関係を目指す大林組の社会活動の取り組みをまとめた「社会活動報告書」の合冊となっています。 大林組は、“もの造り”という建設業の本業を通して環境との共生を目指すことを基本とし、全社員が環境保全に真剣に取り組む企業であることを目指しています。建設業の特性を生かし、省エネルギー建築・汚染土壌対策など多分野での環境保全技術の開発や、様々な環境保全活動を推進していますが、なかでも地球温暖化の主要因である二酸化炭素の排出量削減については、業界に先駆けて取り組んだ省燃費運転などで成果を上げています。効果の大きい省エネルギー建築の開発・普及では、新築工事はもちろんリニューアル時の省エネルギー改修技術の開発などにも積極的に取り組んでいます。また、建設廃棄物対策については、業界初のゼロエミッション現場宣言以来、その手法を全国に展開してきました。今年度からは全建築現場でゼロエミッション活動に取り組んでいます。 一方で、大林組では、社会との関わりの中で、当社が正しく理解され、信頼を得るためには企業としての透明性を高めていくことが重要と考えています。そのために、積極的な情報発信やステークホルダーとの双方向コミュニケーションを深めるとともに、文化事業活動や地域との交流など幅広い社会活動に取り組んでいます。 今回発行した「環境報告書・社会活動報告書2005」は、大林組の企業活動が社会に与えている環境負荷の削減と環境保全活動および社会活動について、わかりやすく信頼性の高い報告書とすることを目的に作成しています。それぞれのページにコラム欄を設け、写真とともに具体的な内容を紹介し、一般の方々にも興味をもって読んでもらえるようにしました。 大林組では、環境保全活動の情報開示として環境報告書を1993年度から発行しており、その成果として、東洋経済新報社とグリーンリポーティング・フォーラムが主催する「環境報告書賞・優良賞」を4年連続受賞しています。 「環境報告書・社会活動報告書2005」の概要は次のとおりです。 1.環境報告書 大林組の環境経営、環境パフォーマンス向上のための体制、目標および活動結果、環境会計の報告や、従業員、グループ会社、協力会社など事業活動のすべての関係者が一丸となって取り組んでいる環境保全活動について、それぞれの内容を詳細に紹介しています。その主なものは以下の通りです。
大林組では、2003年4月に策定した「優良企業構想」の中で優良企業の要件の一つに「社会的責任を果たす」をあげています。社会的な責任を果たすために取り組んでいる活動内容を詳細に紹介しています。
大林組では、今後も、省燃費運転・ゼロエミッション活動などの環境保全活動を推進し、省エネルギー建築・汚染土壌対策・ヒートアイランド対策・自然保護などの環境保全技術を社会に役立てていくとともに、社会とのより良い関係づくりを目指す取り組みを積極的に行っていきます。 以上
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「大林組 環境報告書・社会活動報告書2005」を発行
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