『日本気候リーダーズ・パートナーシップ(Japan-CLP)』に参加

持続可能な低炭素社会の実現に向けて、建設業界から初

サステナビリティ

大林組は、持続可能な低炭素社会の実現をビジネスの視点から目指す企業ネットワーク『日本気候リーダーズ・パートナーシップ(以下Japan-CLP)』に、メンバー企業として参加いたしました。
Japan-CLPは、ポスト京都議定書の国際的枠組みを検討するCOP15が開催される本年7月に、持続可能な低炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、設立された企業ネットワークです。
大林組は、Japan-CLPでの活動を通じて、建設業の立場から低炭素社会の構築に貢献していきたいと考えております。

Japan-CLP参加に向けての、弊社の社長メッセージ、コミットメントは以下の通りです。

【社長メッセージ】
大林組は、「自然と調和し、地域社会に溶け込み、豊かな文化づくりに寄与する」ことを企業理念の一つに掲げ、環境への配慮を企業の社会的責任であると認識すると共に、健全な企業経営に欠かせない要素と位置づけております。
「地球温暖化防止」につきましては、環境に関する5つの重要課題の一つとして取り組み、お客様の建物運用に伴い排出されるCO2と、自らが行う建設工事に起因するCO2の削減を中心に実績を上げてまいりました。
地球温暖化という環境問題には、一企業だけではなく、世界中の関係者が連携し、真剣に取り組んで行く必要があると考えております。より良い環境を子どもたちに引き継ぐためにも、Japan-CLPへの参加は大変有効であると考えております。

【大林組のコミットメント】
建設事業を通じ、建物単体だけではなく街づくりのレベルでも、ライフサイクルでの省エネ設計や環境性能についてのお客様のニーズを確認しながら積極的な提案を行い、低炭素社会の実現に貢献してまいります。
具体的には、2012年度までの中期目標として「設計する建物のライフサイクルCO2を基準建物比30%削減」及び「建設工事からのCO2排出量を1990年度比46%削減」を設定しております。また、2010年度中には、2012年度以降の活動に向けて2020年度までの目標を策定いたします。
建物の省エネルギー化や再生可能エネルギーの活用、ヒートアイランド対策など、環境関連の技術開発を通じた「地球温暖化防止」にも積極的に取り組んでまいります。現在、東京都清瀬市で建設中の技術研究所新本館では、関連技術の採用で55%のCO2削減と、カーボンニュートラル建築の実現を目指してまいります。


*大林組の環境への取り組み(詳細)につきましては、こちらをご参照ください。
*Japan-CLPにつきましては、Japan-CLPのWebサイト(URL:http://japan-clp.jp/)をご参照ください。


以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室 企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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