大林組は新たな女性用サイトウェアを導入します

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、女性用サイトウェア(現場作業服)を新たに製作しました。

これまでのサイトウェアは男女兼用でしたが、男性の体形に合わせて作られていたため、女性からは「身幅にだぶつきがある」「動きづらい」「着丈が長すぎる」などの意見がありました。また、現場で働く女性を対象としたアンケート調査では、さまざまな意見に加え、「軽くて柔らかく、透けない生地の採用」「ポケットのサイズ拡大や個数の増加」といった具体的な要望も多く寄せられました。

大林組は、これらの意見や要望を踏まえてデザインを見直し、機能性の高い女性用サイトウェアを製作しました。

大林組の新たな女性用サイトウェア

女性用サイトウェアの特長は以下のとおりです。

  1. 女性の体形に合わせたデザイン

    女性の体形に合わせた型紙を使って製作しているので、サイトウェアが体にフィットし動きやすくなっています。

    ズボンはウエストをすっきりと見せるデザイン

    ズボンについては、従来品より股上を浅くし、前面タックをなくしてウエストをすっきりと見せるデザインにしました。ウエスト背面にはゴムを採用し、ヒップにかけてのサイズ調整幅を広げています。加えて、ウエストにアクセントカラーを取り入れ、ベルトを装着しない場合でも引き締まって見えるシルエットに仕上げました。

    防寒ブルゾン・コートについてはポケットをすべて中付けにして表面の凹凸を抑えるとともに、脇部分に黒色を配することでシルエットをすっきりとさせました。

  2. 着心地や軽さを重視した生地の採用

    夏用ズボンには、着用時のインナーの透けを防止するため、従来よりも色の濃い生地を採用しました。冬用ジャケットおよびズボンには、伸縮性のある柔軟な生地を採用しました。また、従来品より軽いので、長時間着用した場合でも衣類の重さによる疲労は感じません。

  3. ラグラン袖の採用

    ラグラン袖の採用

    冬用ジャケットおよび防寒ブルゾン・コートの袖は、腕の付け根部分に縫い目のないラグラン型にしました。重ね着した場合に縫い目が重なり合うことがないため、肩周りや腕を動かしやすくなりました。

  4. ポケットの改良

    ポケットの改良

    上衣については、各アイテムとも内側に大きめの隠しポケットを追加しました。工事現場で携帯するレベルブック(縦16.5cm×横9.5cmの手帳)や大きめの電卓などの収納を想定しています。ズボンにはサイドポケットを追加し、タオルや小物などを携帯しやすくしました。

  5. 新規アイテム

    新規アイテムのベスト

    新規アイテムとして、裾をウエストの外に出し、腰回りをカバーしながら着用できるブルゾン型のオーバーシャツ、女性から要望が多かったベストおよびネックウォーマーを追加しました。

冬服は今秋から、夏服は来春から導入します。

大林組の新たな女性用サイトウェア

なお、ヘルメット・安全帯については、女性社員向けに以下のオプションを追加します。

【ヘルメット】

  • 小さい頭囲に対応した調整ベルト

  • 日焼け跡ができるのを防ぐ透明のあごひも

  • 手軽に洗い替えのできる、額部分の汗止めクロス(さわやかバンド)

【安全帯】

  • 腰への負担を和らげるサポートベルト

大林組は、今後も女性が快適に働ける職場環境を創出し、女性の活躍推進に向けた取り組みを積極的に進めていきます。

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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