株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石 達)は、オーストラリアのBuilt社(本社:シドニー、社長:Brett Mason)と同国の建築事業に関する業務協力協定を締結しました。
現在、日本では少子高齢化が進んでおり、将来にわたる建設市場の大きな成長は見込みにくい状況にありますが、海外では大林組グループが進出している北米や東南アジアをはじめ多くの地域で建設投資の拡大が見込まれています。
大林組は2015年度から、社会の安全、安心および経営のさらなる安定化に向けて「大林組グループ中期経営計画2015(Evolution 2015)」をスタートさせ、収益基盤の多様化の推進に取り組んでいます。その施策の一つとして海外建設事業の拡大を掲げています。具体的には、これまでの東南アジアや北米に加え、オセアニアを注力するエリアとして位置付けており、今回の協定はオーストラリアにおける本格的な営業展開への第一歩です。
このたび協定を締結したBuilt社は、オーストラリアの主要都市で商業施設、オフィスビル、ホテル、店舗などの建築事業を展開する建設会社であり、同国内での豊富な施工実績と知見を有しています。
本協定の締結を契機として、大林組の技術力や財務力、Built社の経験や知見などを相互に活かして、オーストラリアにおける両者の競争力の強化を図るとともに事業規模の拡大をめざします。
- Built社について
1998年に設立されたオーストラリアの建設会社。ニューサウスウェールズ州シドニーに本社を置き、同国の主要都市を中心に建築事業を手がけています。
(1)資本金 811百万豪ドル(645.5億円)(2016年6月期実績)
(2)従業員数 約550人(2016年10月現在)
(3)ウェブサイト http://www.built.com.au/
- 協定の内容
(1)協定当事者 大林組およびBuilt社
(2)協定期間 期限の定めはなし(締結日:2016年11月7日)
(3)主な協定事項 営業情報の共有、JVで応札するプロジェクトの検討など
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。
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