大規模病院建設での安全への取り組みが模範的として厚生労働大臣表彰優良賞を受賞

藤田保健衛生大学病院B棟新築工事

サステナビリティ

7月2日、東京都千代田区のLEVEL XXI 東京會舘で2018年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」の表彰式が行われ、大林組の藤田保健衛生大学病院B棟新築工事事業場(愛知県名古屋市)が優良賞を受賞しました。

この表彰は、無災害の期間が特に優れており、職場のリスクを低減する取り組みが活発に行われているなど、他の模範となる優良事業場や団体などを表彰するものです。今年度は事業場として優良賞11事業場と奨励賞17事業場が選ばれました。

最盛期には約50の協力会社が入場する病院建設現場において、作業を行う一人ひとりが高い安全意識を共有できるように工夫を凝らしました。

鉄骨、外装、内装など複数の協力会社が同時に工事を行う場合は、安全周知会を工事1ヵ月前に行いました。これにより、その後に工法などの変更が生じても再検討・再周知を行う時間的余裕ができ、リスクを低減したうえで工事に臨むことができました。

地下から最上階までの計10フロアにはそれぞれフロアマスターを配置。工事の進捗に応じた、その時点でのメイン作業を行う協力会社の職長から選任することで、内容の濃い安全管理を行いました。

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表彰式では、牧原秀樹厚生労働副大臣(左)から表彰状を授与されました
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血液浄化センターなどの最先端医療施設を有する藤田保健衛生大学病院B棟(愛知県豊明市)。工事に従事した延べ4千人の作業員に新規入場者教育を実施

大林組は、今後も労働災害ゼロをめざして安全衛生活動に取り組むとともに、働く人全員の安全と健康を確保できる快適な職場づくりに努めてまいります。