2020年度のスーパー職長、スーパーオペレーター計458人を認定
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サステナビリティ
大林組と協力会社組織である林友会連合会は、2020年度の大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)423人と大林組認定優良クレーンオペレーター(通称:スーパーオペレーター)35人の計458人を認定しました。
スーパー職長制度は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、2011年に発足した制度です。基準を満たした特に優秀な職長を対象に、若年建設技能者にとって将来の目標となる理想的な職長を認定します。
スーパーオペレーター制度は、安全で効率的な施工に大きく寄与するクレーンオペレーターを対象に、基準を満たした模範となるオペレーターを認定するもので、2016年に発足しました。スーパー職長制度、スーパーオペレーター制度共に、一定の手当を支給します。
今年度から、社会保険や建設キャリアアップシステム(※1)への加入を認定要件に追加しました。また、手当については、スーパー職長(マイスター)で日額4000円から5000円に増額するなど、それぞれのクラスで20~25%のアップを行っています。
大林組は、大林組基本理念を実践するためESG(環境、社会、ガバナンス)経営を推進しており、「人材の確保と育成」を重点課題として掲げています。今後も本制度をはじめとするさまざまな取り組みを通じて、建設技能者の育成や就労環境の改善といった、誰もが活躍できる働きやすい職場環境の整備に努めてまいります。
大林組認定基幹職長制度(スーパー職長制度)
クラスごとの主な認定基準 |
「レギュラー」「マイスター」「ジュニア」の3つがあります。 【レギュラー】
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手当支給額 | 大林組の建設現場での勤務日数に対し、 マイスター:日額5,000円 レギュラー:日額3,000円 ジュニア :日額2,500円 |
2020年度の認定者数 | 423人(内訳:マイスター122人、レギュラー226人、ジュニア75人) |
大林組認定優良クレーンオペレーター制度(スーパーオペレーター制度)
主な認定基準 |
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手当支給額 | 大林組の建設現場での勤務日数に対し、日額3,000円 |
2020年度の認定者数 | 35人 |
【参考情報】
認定者数の推移
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 |
75人(初年度) 98人 125人 194人 237人 346人(スーパー職長「ジュニア」、スーパーオペレーター制度新設) 389人 427人 456人 458人 |
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累計 | 2,805人 |
- ※1 建設キャリアアップシステム
技能労働者の処遇改善、将来のキャリアの見える化に向けて、技能労働者の資格、社会保険加入状況、現状の就業履歴などを登録、蓄積する仕組み。国土交通省、日本建設業連合会などが企業と共に推進する