タイ⼤林の副会⻑ソンポン・チンタウォンワニッチが旭日小綬章を受章

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11月3日、令和3年秋の外国人叙勲において、大林グループであるタイ大林の副会長ソンポン・チンタウォンワニッチ(元大林組常務執行役員)が「旭日小綬章」を受章しましたので、お知らせいたします。タイにおける日本の建設技術の移転、人材育成などを通じて、両国間の経済交流の促進に大きく寄与したことが認められ、叙勲されることになりました。

功績概要: 日本・タイ間の経済交流の促進に寄与
主要経歴: 1969年に早稲田大学理工学部建築学科に留学し、1973年に大林組に入社。大林組の現地法人タイ大林で母国タイの代表的なプロジェクトを多数手がけました。2003年、大林組としては初となる海外現地法人の社長に就任、2011年、大林組初の外国人執行役員に、2015年には常務執行役員に就任しました。

ソンポン・チンタウォンワニッチ

関連情報

建設プロジェクト

日本からタイへの技術移転の重要性を認識し、日本の建設技術や安全基準をタイに導入。タイにおける建設技術の発展を促し、代表的な建設物の施工に携わりました。

ラマ9世の在位60年記念式典が行われた
The Boromrajasathitmaholam Hall(2006年竣工)
完成当時タイで最高層となったバンコク銀行本店ビル(1982年)
分譲マンション、ホテル、商業施設など9棟からなる大型プロジェクトLangsuan Village(2020年竣工)
バンコク最大規模のショッピングセンター、アイコンサイアム(2019年竣工)

タイにおける建設業の人材育成

建設業の発展は人材が最重要課題との信念のもと、従来の座学中心の教育に加え、実地研修の場として2015年に最新の設備を備えたタイ大林トレーニングセンターを設立。社内教育だけでなく、協力会社の技能工や大学生などへの実地研修も行い、人材育成にも積極的に力を注ぎました。

タイ大林トレーニングセンター