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ビジュアル工程管理システム「プロミエ™」をアップグレードしました

ビジュアル工程管理システム「プロミエ™」をアップグレードしました

機能拡充により、建設プロジェクト全体の工事別進捗をリアルタイムに管理

2022年 05月 16日: プレスリリース

株式会社大林組（本社：東京都港区、社長：蓮輪賢治）は、2021年7月に発表したビジュアル工程管理システム「プロミエ」の機能をさらに拡充し、BIMを情報基盤とする現場施工管理のプラットフォームとして、建設プロジェクト全体の管理に活用できるビジュアルプロジェクト管理システムに改良しました。

従来は、画面上でBIMモデルと部材の一覧表、計画と実績の進捗を比較する場合に、2画面表示する機能がなかったため、表示の切り替えが都度必要となり利便性に欠ける部分がありました。

今回アップグレードした「プロミエ」は、操作性向上のためにマルチ画面化し、プロジェクト内の複数の工事を効率的に一元管理します。また、ユーザーごとのアクセス権限を設定することで、施工管理者は、「プロミエ」上で施工部材の製作状況や現場の施工進捗状況などを、顧客や設計者、協力会社と安心して情報共有できます。さらに、自動で実存判定（※1）を行う機能など、従来に比べて施工管理用のBIMプラットフォームとしての完成度が大幅に向上しました。

アップグレードした「プロミエ」の特長は、以下のとおりです。

マルチ画面化によりユーザーの操作性を大幅に向上

マルチ画面化により、BIMモデルと部材の一覧表を並べて情報の確認をすることや、計画と実績の進捗を比較することができます。画面の表示は1画面・2画面の切り替えが可能で、それぞれの画面は「3D標準」、「3D計画」、「3D実績」、「3D進捗」および「一覧表」から選択します。また、2画面は連動しており、アングルや選択部材が同期して表示されます。

出来高表やグラフの表示、帳票出力機能

BIMモデルが持つ数量情報と実績データに基づいて出来高数量を算出し、グラフや表を表示します。算出された出来高数量は専門工事会社と共有し、帳票出力機能で出力した出来高帳票を毎月の請求処理に利用します。試行現場では、施工管理業務の効率化が図れ、請求処理時の出来高数量算出に要する時間が約20％短縮しました。